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≪熊本産業保健総合支援センター メールマガジン≫ 第122号(2017年10月2日)

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★平成29年度石綿関連疾患診断技術研修会開催のお知らせ
熊本産業保健総合支援センターでは、産業医の方を対象に石綿(アスベスト)関連
疾患診断技術研修会を下記のとおり開催いたします。

日時:10月14日(土) 14;00〜16:00
場所:住友生命熊本ビル3階会議室 (熊本市中央区花畑町9−24)
定員25名(先着順) 参加費:無料
詳細・申込書 ⇒ http://kumamotos.johas.go.jp/images/H29ishiwata.pdf
申込み受付日 ⇒ 平成29年9月4日(月)
※産業医単位については、実地2単位が取得できます。

★平成29年度産業保健研修会 実地研修のお知らせ
実際に工場を見学して、衛生パトロールの進め方を学びましょう!
研修No.75「衛生パトロールの進め方」。

会場:日本製紙株式会社八代工場 様 
(熊本県八代市十条町1−1)

日時:平成29年11月27日(月) 13:30〜16:30

 産業医、保健師・看護師、衛生管理者等産業保健スタッフ、人事労務担当者
どなたでも参加できます。
※産業医の方は、日本医師会認定産業医制度に係る認定単位【実地3】が取得できます。

★日本産業衛生学会産業保健看護専門家制度研修として認定されることになりました。
以下の2つの研修会は(公社)日本産業衛生学会産業保健看護専門家制度研修として認定
を受けました。
研修No.48 10/27(金) 「転倒災害と腰痛予防について」
研修No.57 日程調整中 「傾聴訓練(入門編)」
お申し込みは、後述の産業保健研修会のお知らせまたはホームページをご覧ください。

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治療と職業生活の両立支援
◇ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しく専用のホームページを開設しております。
治療と職業生活の両立支援についての様々な情報、使えるツール等掲載しております。
http://www.kumamotos.johas.go.jp/ryouritsu/ryouritsu_a.htm

近年、がんの治療は進歩し、がんに罹患しても仕事を辞めず、働き続けることができ
るようになってきました。企業としては、今後、労働者の高年齢化に伴い、がんに罹
患する社員の増加が見込まれるため、経営の観点からも、社員が治療を続けながら働
くことができる環境を整備する必要があります。
「健康経営」を目指すうえで必要な取り組みとなります。
「治療と職業生活の両立支援対策」は、メンタルヘルス対策と同様に、今、企業が取
り組むべき大きな課題の一つです。
熊本産業保健総合支援センターでは、医師・保健師・社会保険労務士等の資格を持つ、
相談員・促進員による無料相談を受付けています。

また、当センターでもガイドラインについての研修会をはじめ具体的な計画作成方法
など今年度複数回計画しておりますので、ぜひご参加ください。

・両立支援申込書
熊本産業保健総合支援センターでは、両立支援に関する支援や相談受付を無料で実施
しています。ぜひご活用ください。
申込書はホームページの申込様式からダウンロードできます。
申込書↓
http://kumamotos.johas.go.jp/images/ryouritsuinfolpdf.pdf

また、熊本労災病院(八代市竹原町1670 TEL0965-33-4151)1階地域医療連携室
では、相談窓口を毎週火曜日の8:15〜12:15の時間帯で開設しております。
当病院のかかりつけではなくてもご利用できますので、ガンで治療中の方で、治療をし
ながら仕事も続けていけるのだろうか…職場にはどのように話をすれば…病気になって
仕事に復帰できるのだろうか…等々不安を抱えておられましたらお気軽に窓口へご相談
ください。
また、事業所におきましては従業員の方へ外部資源の活用として相談窓口をご周知いた
だきますようお願いいたします。

★がん患者等長期療養者の治療と仕事の両立支援シンポジウムのご案内

 熊本労働局、ハローワーク、労働基準監督署主催で下記シンポジウムを開催します。
【日時】 平成29年11月6日(月曜日) 
午前10時から12時まで(午前9時30分から受付開始)
【場所】 くまもと県民交流館パレア10階ホール (熊本市中央区手取本町8−9)
【定員】250名  【参加費】無料

【基調講演】
「現在のがん診療の仕組みと患者・家族支援について」
熊本赤十字病院 血液腫瘍内科 部長 吉田 稔 先生

【パネルディスカッション】
熊本赤十字病院 血液腫瘍内科 部長 吉田 稔 先生
熊本県経営者協会 専務理事 加島 裕士 氏
熊本公共職業安定所 就職支援ナビゲーター 木庭 令 氏
熊本産業保健総合支援センター 副所長 山下 友秋

【コーディネーター】
KKTくまもと県民テレビアナウンサー 村上 美香 氏

<主催> 熊本労働局、ハローワーク、労働基準監督署
<共催> 熊本県、熊本産業保健総合支援センター
<後援> 熊本県経営者協会、(公社)熊本県医師会、(公社)熊本県薬剤師会、
(公社)熊本県看護協会、全国健康保険協会熊本支部、熊本県社会保険労務士会、
がんサロンネットワーク熊本、

チラシ・申込書は → http://kumamotos.johas.go.jp/documents/H29/ryouritsuinfo.pdf

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各種助成金のご案内
◇ ━━━━━━━━━━━

★平成29年度産業保健関係助成金

平成29年度から産業保健関係助成金として、従来の「ストレスチェック助成金」に加え
「職場環境改善計画助成金」「心の健康づくり計画助成金」「小規模事業場産業医活動助
成金」が新設され、平成29年6月1日より申請受付が開始されました。
職場における労働者の健康管理等のために、ぜひご活用ください。
助成金について専用ページを開設しました。
ご検討されます場合は、手引きをご一読ください。
詳細等は下記アドレスから
http://kumamotos.johas.go.jp/documents/H29/joseikin.html

 本助成金に関するお問合せ・申請は独立行政法人労働者健康安全機構まで
ナビダイヤル 0570-783046(ナヤミヲシロウ)
各種申請様式はホームページ
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1151/Default.aspx

★障害者雇用安定助成金(障害・治療と仕事の両立支援制度助成コース)【厚生労働省】
(支給要件) :本助成金は、対象労働者の障害や傷病の特性に応じた両立支援制度を
導入した場合に受給できます
(対象労働者):1 障害のある労働者
2 傷病(がん、脳卒中など)を負った労働者で、両立のための就業
措置が必要な者
(支 給 額):事業主あたり10万円の支給
【申請・問合先】熊本労働局 職業安定部職業対策課(TEL 096−211−1704)
※その他、詳細な要件等は以下(厚生労働省HP)よりご確認ください
◎ http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000162833.html (概要)
◎ http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000162834.pdf (詳細版)
◎ http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000170525.pdf (リーフレット)

★受動喫煙防止対策助成金
平成27年6月1日から、職場の受動喫煙防止対策(事業者・事業場の実情に応じた適切
な措置)が事業者の努力義務となりました。
事業者の皆さまは、まず、事業場の現状を把握・分析し、実行可能な対策のうち、最も効
果的なものを実施するよう努めてください。受動喫煙防止対策を行う際には、費用の一部
を支援する「受動喫煙防止対策助成金」をぜひご活用ください。

申請様式のダウンロードや、本助成金の手引きなど
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000049868.html

この助成金の申請窓口 → 熊本労働局雇用環境・均等室(TEL 096−352−3865)
喫煙室等に関する技術的な事項など → 
熊本労働局労働基準部健康安全課(TEL 096−355−3186)

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地域産業保健センターのご案内(全て無料です)
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 熊本県下(阿蘇・有明・天草・菊池鹿本・熊本・人吉球磨・八代水俣 7か所)の
地域産業保健センターでは、50人未満の事業場を対象として、健康診断後の 事後
措置、長時間労働者、ストレスチェックの高ストレス者面接指導等さまざまな産業保
健サービスを、医師・保健師・労働衛生工学の専門家が事業場にお伺いして実施して
おります。工場等の製造現場だけでなく、オフィス等の職場環境等のアドバイスもあ
わせて行っておりますので、お気軽にお尋ねください。
(業務内容ご案内・申込)http://kumamotos.johas.go.jp/chiiki.htm

・阿蘇地域産業保健センター
Tel 0967-34-1177 Fax 0967-34-1619
・有明地域産業保健センター
Tel 0968-72-3050 Fax 0968-72-3930
・天草地域産業保健センター
Tel 0969-25-1236 Fax 0969-24-4126
・菊池鹿本地域産業保健センター
Tel 0968-23-1210 Fax 0968-23-1211
・熊本地域産業保健センター
Tel 096-366-2711 Fax 096-366-2750
・人吉球磨地域産業保健センター
Tel 0966-22-3059 Fax 0966-22-3059
・八代水俣地域産業保健センター
Tel 0965-39-9531 Fax 0965-39-9532

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いろいろなお知らせ
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研修会・セミナー・説明会のお知らせ

★平成29年度石綿関連疾患診断技術研修会開催のお知らせ
詳細・申込書 ⇒ http://kumamotos.johas.go.jp/images/H29ishiwata.pdf

★新入社員や20代の若手職員を対象とした「メンタルヘルス対策教育研修」

作年度から、従来の「管理監督者向けのメンタルヘルス教育研修」に加え、新入
社員をはじめとした「若年労働者向けのメンタルヘルス教育研修」が新たにスタ
ートしております。管理監督者対象と同様に年1回無料でご利用できますので、
メンタルヘルス対策を例えば春に「若年労働者向け」、秋に「管理監督者向け」
研修を計画すれば年に2回無料でご利用することが可能となります。

また、メンタルヘルス対策個別支援では、専門の促進員が無料で事業場まで伺い
メンタルヘルス対策の体制づくり(心の健康づくり計画や就業規則、職場復帰プ
ログラム作成、ストレスチェック導入など)のお手伝いを致します。
詳細は下記アドレスをご覧ください。
http://kumamotos.johas.go.jp/shien/index.html

★公衆衛生学セミナーのご案内

熊本大学大学院生命科学研究部環境生命科学講座公衆衛生学分野では、熊本県内
の公衆衛生学領域で活躍されているメディカルスタッフなど他職種が、知見と見
識の交換・共有を得る場をつくっていくことを目的として、8月より公衆衛生学
セミナーを開催されます。熊本大学医学部公衆衛生学分野スタッフ・研究者によ
る「疫学入門」「統計解析入門」をまず第1回シリーズ(4回予定)として展開
し、その後、様々な社会医学テーマについて勉強会を開催されます。基礎、臨床、
様々な分野での研究に必要な知識です。学内外問わず、是非受講したい、学びた
いという方、一般市民の方も無料で受講できます。

 場所:熊本大学大学院生命科学研究部 基礎研究棟5階 520号室

 公衆衛生学セミナー 第1回シリーズ
第1回、第2回は終了しました
第3回 10月16日(月) 「統計解析入門1」 XI,LU先生
第4回 11月未定  「統計解析入門2」 XI,LU先生

 時間はいずれも18時00分〜19時00分の開催

最新情報や申込み ⇒ http://kumadai-publich.com/

お問い合わせ
熊本大学大学院生命科学研究部環境生命科学講座公衆衛生学分野
TEL:096-373-5112(直通) FAX:096-373-5113

★「首都圏プレミアムセミナー」のご案内【産業医科大学】
(産業医・保健師等産業保健スタッフ、経営者・人事労務管理者向け)

過重労働、メンタルヘルス不調、高年齢者雇用、危険・有害業務・・・。
働く人をとりまく健康の問題は深刻かつ複雑化しています。それにともない、
産業保健に携わる方々に求められる能力も刻々と高度化しています。
これらを受け、本学は、開学以来約40年の蓄積と輩出人材をもとに、
これまでにない事業を展開していくことにしました。
その1つがこの教育事業、「首都圏プレミアムセミナー」です。
詳細、お申込みは下記をご確認ください。
(産医大HP) http://www.uoeh-u.ac.jp/medical/training/syutoken/seminar.html

★建築物解体等作業における石綿の事前調査の講習会の実施について

建築物の解体等の作業に当たっては、労働者の石綿ばく露防止のため、建築物に使用され
ている石綿の有無を把握することが不可欠です。このため、石綿障害予防規則第3条にお
いて事前調査の実施義務があり、事業者は、同条第1項に基づいて、書面及び現地調査を
行うとともに、これにより石綿使用の有無が明らかとならなかったときは、同条第2項に
基づき、当が建材が石綿を含有するか否か分析を行わなければならないとされています。
厚生労働省が、労働者の石綿ばく露防止を図るため、事前調査の精度底上げを目的として、
事前調査の講習会(分析を除く。)及び石綿分析の講習会をそれぞれ開催されますのでご
案内いたします。
本年度は全国7会場で開催が予定されており、熊本から直近の会場としては、福岡会場
(福岡県自治会館:福岡市博多区千代4丁目1番27号)でそれぞれ10月23日及び10月
24日に予定されております。

事前調査の講習会 ⇒ http://asbestos.jp/h29/?page_id=12/
石綿分析の講習会 ⇒ http://asbestos.jp/h29/?page_id=14

★熊本県精神保健福祉大会

 熊本県・(公社)熊本県精神保健福祉協会・熊本県精神科病院協同組合主催で、第55回
熊本県精神保健福祉大会を開催されます。

日時:平成29年10月20日(金)
開場 12時30分、アトラクション 13時00分、開式 13時30分
会場:やつしろハーモニーホール市民ホール
講演会:14時30分 開演
講師:池田学氏(熊本県精神保健福祉協会会長)
演題:認知症を恐れないために
同時開催:精神障がい者作品展
お問い合わせ:熊本県健康福祉部障がい者支援課 TEL:096-383-1111

★第11回じん肺診断技術研修

労働者健康安全機構では昨年に引き続き、じん肺健康診断等に携わる産業医等の医師を
対象とした「第11回じん肺診断技術研修」を開催いたします。

本研修を全て受講しますと、日本医師会認定産業医制度に係る認定単位9.5単位(生
涯単位のみ)のほかに、日本職業・災害医学会が認定する労災補償指導医制度の認定単
位2単位(選択単位 業務上疾病の労災補償)も取得できます。

詳細  ↓ 
http://kumamotos.johas.go.jp/documents/H29/20170712jin-1.pdf
日程表 ↓ 
http://kumamotos.johas.go.jp/documents/H29/20170712jin-2.pdf
申込書 ↓
http://kumamotos.johas.go.jp/documents/H29/20170712jin-3.pdf

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労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
「アスベスト関連疾患の予防」「じん肺診断技術研修」「働く女性の健康」について
◇ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
当機構では、労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマ
や新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでいます。
「労災疾病等医学研究普及サイト」では、現在実施している9テーマの研究紹介に加え、
これまで実施してきた研究成果についても掲載しています。

その中から、今回は「アスベスト関連疾患の予防におけるマスク効率」「じん肺診断技
術研修における木村清延医師の講義『じん肺の労災補償』の動画」「働く女性の健康」
についてご紹介します。

・「アスベスト関連疾患の予防におけるマスク効率」
これは岡山産業保健総合支援センターにおいて、現場で石綿除去作業を行なっている
労働者防じんマスクのマスク効率と作業環境について検討したものです。
アスベストの使用は段階的に規制されてきましたが、古い建物の一部には使用されて
いるものもあります。地震が頻繁に起きている現在、古い建物の倒壊によりアスベスト
ばく露の危険性があります。防災グッズにぜひマスクを取り入れてみてはいかがでしょ
うか。この報告は労災疾病等医学研究普及サイトから閲覧できますので、ぜひご一読く
ださい。
http://www.research.johas.go.jp/asbesto/09.html

・「じん肺診断技術研修における木村清延医師の講義『じん肺の労災補償』の動画」
これは毎年秋に当機構総合研修センターで開催しているじん肺診断技術研修の講義の
一部です。この研修は、じん肺健康診断に従事する医師が必要な法制度の知識及び専門
技術を修得することを目的とし、じん肺専門家の医師が講師を務めているものです。
上記でもご案内しておりますが、本年は、11月1日(水)・2日(木)の2日間に
わたって研修を開催いたしますので、動画をご覧になって興味をもたれましたら、研修
の受講をご検討ください。
動画:http://www.research.johas.go.jp/jinpai2015/movie.html
研修案内:https://www.johas.go.jp/index/tabid/754/Default.aspx

・「働く女性の健康」
当機構では、女性特有の月経関連障害、更年期障害が働く女性のQOL(クオリティ・オブ・
ライフ:生活の質)にどのような影響を与えるのか、夜勤や長時間労働は女性に特有の影
響を与えるのか等、性差による健康への影響について研究を行ってまいりました。また、
その研究を活かし、特に女性のQOLと就労支援について考えて働く女性のための医療フォー
ラムを開催し、医療関係者や一般の参加者の方と、女性の就労支援について考える場を
もっています。今年度も平成29年10月21日(土)に和歌山市の「和歌山県JAビル」
で女性医療フォーラムの開催を予定しております。当ページを通じて研究成果やフォーラ
ムのご案内を発信しておりますので、ご覧ください。
http://www.research.johas.go.jp/22_jyosei/index.html

また、過去の女性医療フォーラムの様子はこちらからも御確認いただけます。
(女性医療フォーラム)https://www.johas.go.jp/yobo/mental/tabid/367/Default.aspx

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主な行政の動き
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1.「職場における死亡災害撲滅に向けた緊急要請」を実施【厚生労働省】
〜死亡者数の急増を受け、業界団体などに安全衛生活動の総点検などを要請〜
厚生労働省は、平成29年の労働災害による死亡者数(1月〜8月の速報値)が対前年
比で増加し、特に8月に急増したことを受け、本日、労働災害防止団体や関係事業者
団体に対し、職場における死亡災害撲滅に向けた緊急要請を行いました。

9月20日に公表した、平成29年の労働災害発生状況(1月〜8月の速報値)では、死
亡者数が対前年比9.6%(49人)の増加、休業4日以上の死傷者数が対前年比0.9%(600
人)の増加となりました。また、8月単月の死亡者数は66人となり、対前年同月比57.
1%(24人)の大幅な増加となっています。
<緊急要請のポイント>
(1)産業界全体に対する企業の安全衛生活動の総点検などの要請
(2)死亡者数が増加している業種での取組のポイントを明示

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000178011.html

2.平成29年度 「全国労働衛生週間」【厚生労働省】
〜今年のスローガンは「働き方改革で見直そう みんなが輝く 健康職場」〜
厚生労働省は、10月1日(日)から7日(土)まで、平成29年度「全国労働衛生
週間」を実施します。今年のスローガンは、一般公募に応募のあった457作品の中か
ら、村井俊明さん(新潟県)の「働き方改革で見直そう みんなが輝く 健康職場」
に決定しました。このスローガンは、働き方改革を契機に、それぞれの職場におけ
る健康管理や職場環境を見直し、だれもが輝くことのできる職場を目指すことを表
しています。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000170527.html

3.自殺総合対策大綱〜誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して〜
【厚生労働省】
平成29年7月、「自殺総合対策大綱〜誰も自殺に追い込まれることのない社会の
実現を目指して〜」が閣議決定されました。
見直し後の大綱では、
・地域レベルの実践的な取組の更なる推進
・若者の自殺対策、勤務問題による自殺対策の更なる推進
・自殺死亡率を先進諸国の現在の水準まで減少することを目指し、今後10年間で
平成27年比30%以上減少されることを目標とすることを掲げています。
※自殺総合対策大綱の概要、自殺総合対策における当面の重点施策(ポイント)等
について 
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000172203.html

4.11月は「過労死等防止啓発月間」です【厚生労働省】
厚生労働省では、11月を「過労死等防止啓発月間」と定め、過労死等をなくすために
シンポジウムやキャンペーンなどの取組を行います。
この月間は「過労死等防止対策推進法」に基づくもので、過労死等を防止することの
重要性について国民に自覚を促し、関心と理解を深めるため、毎年11月に実施しています。
月間中は、国民への周知・啓発を目的に、全国48会場で「過労死等防止対策推進シンポ
ジウム」を行うほか、「過重労働解消キャンペーン」として著しい過重労働や悪質な賃金
不払残業などの撲滅に向けた監督指導や無料の電話相談などを行います。

 ※「過労死等」とは・・・業務における過重な負荷による脳血管疾患もしくは心臓疾患
を原因とする死亡、もしくは業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自
殺による死亡またはこれらの脳血管疾患、心臓疾患、精神障害をいいます。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177422.html

5.熊本県の最低賃金が737円に改定されます。
平成29年10月1日より、熊本県の最低賃金が改定され、時間額737円と以前に比べ
て22円のアップになります。
http://kumamoto-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/kumamoto-roudoukyoku/abckikaku/290831kumamoto_saiteichingin.pdf

6.職場における死亡災害撲滅に向けた緊急要請について【厚生労働省】
厚生労働省は、平成29年の労働災害による死亡者数(1月〜8月の速報値)が対前年比で増加し、特に8月に急増したことを受け、9月22日付で労働災害防止団体や関係事業者団体に対し、職場における死亡災害撲滅に向けた緊急要請を行いました。
9月20日に公表した、平成29年の労働災害発生状況(1月〜8月の速報値)では、死亡者数が対前年比9.6%(49人)の増加、休業4日以上の死傷者数が対前年比0.9%(600人)の増加となりました。また、8月単月の死亡者数は66人となり、対前年同月比57.1%(24人)の大幅な増加となっています。

 <緊急要請のポイント>
(1)産業界全体に対する企業の安全衛生活動の総点検などの要請
(2)死亡者数が増加している業種での取組のポイントを明示
特に死亡者数が増加している業種(建設業、陸上貨物運送事業、林業、製造業)での労働災害防止ための取組のポイントは以下のとおり。
(建設業)
・労働者の立ち入り制限や誘導員の配置など、車両系建設機械などとの接触防止対策の実施
・高所作業における作業床の設置、安全帯の着実な使用などの墜落・転落防止対策の実施
・「交通労働災害防止のためのガイドライン」に基づく対策の実施
(陸上貨物運送事業)
・「荷役5大災害防止対策チェックリスト」を活用した荷役作業での安全対策の実施
・「交通労働災害防止のためのガイドライン」に基づく対策の実施
(林業)
・「チェーンソーによる伐木等作業の安全に関するガイドライン」に基づく対策の実施
(製造業)
・リスクアセスメントや機能安全による機械設備の安全対策の実施
・高経年設備に対する優先順位を付けた点検・補修などの実施

詳細については ⇒ http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000178011.html

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産業保健研修案内
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今年度も当センターでは産業保健研修会を多数計画しておりますので、
産業保健スタッフ(産業医・保健師・看護師・衛生管理者等)のみならず、
労働者・事業主或いは、産業保健に関して興味をお持ちの多くの皆さまの
ご参加をお待ちしてます。

○研修会場:会場の記載がない研修会は
住友生命熊本ビル3階会議室(熊本市中央区花畑町9-24)です。
○参加費:すべて"無料"です。
○お申込み方法:FAX、メール、電話(※)でのお申し込みを受け付けます。

※ 研修会No.57「傾聴訓練(入門編)」は、日程を延期します。
※ 研修会No.51「人事労務担当者のための産業保健」は、11月10日(金)へと
日程が変更となります。
※ 研修会No.62「臨床医のための産業医入門3」は、1月19日(金)へと日程が
変更となります。

当センター研修会のお申し込みは、以下のいずれかよりお申し込み下さい。
・ホームページ http://www.kumamotos.johas.go.jp/FormMail/session/index.php
・TEL:096-353-5480/FAX:096-359-6506

※電話でのお申し込みの方は、後日申込書(ホームページから[研修会のご案内]
[参加申込フォーム])の送付(送信)をお願いします。

※ (研修会ご参加時の留意事項について)必ずご一読ください。
http://kumamotos.johas.go.jp/documents/H28/caution.pdf

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<<■■■■■■平成29年10月の予定■■■■■■>>
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日 時:10月6日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:職場のハラスメント対策(セクハラ・マタハラ・パワハラ)
内 容:男女雇用機会均等法に基づくセクシュアルハラスメント対策、妊娠・出産等
に係るハラスメント対策、パワーハラスメント対策について
講 師:熊本労働局 雇用環境・均等室
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日 時:10月6日(金)19:00〜21:00
研修テーマ:ストレスチェック後のメンタルヘルス相談対応
内 容:ストレスチェック実施後、産業医が申出者や高ストレス値の労働者に対する
メンタルヘルス相談を行う際のポイントを学ぶ。精神科受診勧奨における情報提供(心理
教育)や、アルコール問題を抱えている可能性のある労働者がうつ状態を呈している場合
など、事例を通して対応方法を検討する。
講 師:松下弘子
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日 時:10月14日(土)10:00〜12:00
研修テーマ:アロマを取り入れたストレスケア
内 容:アロマの基礎知識とお気に入りの香りをブレンドしてみよう。
講 師:森田裕子
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日 時:10月17日(火)13:30〜15:30
研修テーマ:職場のハラスメントの基礎知識と労務管理
内 容:パワハラ、セクハラの知識を習得し職場内の防止を図る
講 師:東本君子
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日 時:10月25日(水)14:00〜16:00
会 場:やつしろハーモニーホール 中会議室
(八代市新町5−20)
研修テーマ:食育講座〜食事と血管強化で健康寿命を〜
内 容:・日本人の食事摂取基準(2015年版)〜と「健康日本21(第二次)」が示す食事法
講 師:稲田美和子
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日 時:10月27日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:転倒災害と腰痛予防について
内 容:労働災害における死傷者数を産業別にみると、第三次産業の割合が年々増加
しています。中でも社会福祉施設における死傷者数も、年々増加しており、その内訳は
「動作の反動、無理な動作」と「転倒」が原因になっています。今一度職場環境を見直
し、正しい自己管理法を身につけましょう。
講 師:中嶋朋子
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<<■■■■■■平成29年11月の予定■■■■■■>>
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日 時:11月2日(木)14:00〜16:30
研修テーマ:「治療と就労の両立支援」〜がん等をもつ労働者と職場へのより良い支援の
ために〜
内 容:制度の概要及び事例を通して具体的な支援計画書を作成する。(医療職と社労士
で対応します。)
講 師:島村佳子、東本君子
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日 時:11月7日(火)14:00〜16:00
研修テーマ:農作業の安全と健康を考えるその1−農作業に起因するアレルギーの本態と
その予防対策−
内 容:農作業の全般的な産業保健的課題を学習し、それをふまえて、農作業に起因する
アレルギーの本態とその予防対策について考える。
講 師:上田厚
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日 時:11月10日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:統合失調症の基礎知識
内 容:10代後半から30代半ばにかけて発症することが多く、知覚や思考、感情、行動などの
広い範囲に症状が現れる「統合失調症」。その基礎知識を学ぶ。
講 師:岡田修治
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日 時:11月10日(金)18:30〜20:30【 夜間開催 】
研修テーマ:人事労務担当者のための産業保健
内 容:休職と復職の事例検討 
講 師:古海勝彦
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日 時:11月14日(火)14:00〜16:30
研修テーマ:リーダーのためのラインケアセミナー
内 容:メンタルヘルス対策のキーパーソンは、管理監督者です。今回のセミナーは「管理
職の役割」、「積極的傾聴法の基本」、「部下の不調への気づきと対応」について実習を
中心に進めます。各事業所にてラインケアセミナーを企画される際のヒントにもなります。
(対象者:管理監督者、事業所担当者)
講 師:尾池千賀子
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日 時:11月15日(水)18:30〜20:00【 夜間開催 】
研修テーマ:ストレスチェック実施事務従事者研修
内 容:実施事務従事者の業務内容特に守秘義務や実施者との連携について学びます。
(心理職の方も歓迎です) 
講 師:平田啓三
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日 時:11月21日(火)18:30〜20:30【 夜間開催 】
会 場:やつしろハーモニーホール研修室
(八代市新町5-20)
研修テーマ:農作業の安全と健康を考えるその2 −農作業に起因する呼吸器疾患(じん肺)
の本態とその予防対策
内 容:農作業の全般的な産業保健的課題を学習し、それをふまえて、農作業に起因する呼
吸器疾患(じん肺)の本態とその予防対策について考える。
講 師:上田厚
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日 時:11月27日(月)13:30〜16:30
会 場:日本製紙株式会社八代工場
(八代市十条町1-1)
研修テーマ:安全衛生管理のためのパトロールの進め方」〜実地研修〜
内 容:効果的な「衛生パトロールのためのやり方と事後措置について」実働している工場
で実地に研修する。
講 師:石原徳一、島村佳子
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産業保健研修会申込書(FAX用)
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参加者氏名|
(ふりがな)|
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参加研修会| 第 回 月 日 / 第 回 月 日
番号&日付 | 第 回 月 日 / 第 回 月 日
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事業所名 |    (所属部署 )
---------------------------------------------------------------------------
連絡先電話|   |FAX番号|
---------------------------------------------------------------------------
メールアドレス|
---------------------------------------------------------------------------
産業医単位|   要 ・ 不要    |修了証|  要  ・  不要
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熊本産業保健総合支援センターから『産業保健に関する質問募集』のお知らせ』!
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会社の衛生管理の担当者に選任されたが、衛生管理活動をどう進めたらいいか、
社内でメンタルヘルス対策を進めたいがどう対応したらいいのかわからない等と
いったことでお悩みではありませんか。
当センターでは、メンタルヘルスや健康管理など産業保健に関する様々な問題に
ついて、専門スタッフがご相談に応じ、解決方法を助言します。今お悩みのこと、
疑問に思っていることがありましたら以下のいずれかの方法でご相談下さい。
相談はすべて無料です。相談により知り得た情報等は厳守します。

・ホームページ:http://www.kumamotos.johas.go.jp/FormMail/soudan/index.php
・メール:ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp
・FAX:096-359-6506/TEL:096-353-5480

尚、電話、FAX、メール等ご希望の方法で、必ず回答いたします。
回答先及び回答方法は以下の通りです。

・ご希望回答方法(電話・FAX・メール・郵便)
・住所等
・会社名 
・担当者名
・電話番号
・FAX番号
・メールアドレス
・メルマガ配信希望(メールアドレス)
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相談員・促進員のひとり言
大森 久光  相談員
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)の認知度向上に向けて

慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、日本においてはほとんどが喫煙が原因であると考えら
れている。COPDの早期発見のためには、肺機能検査(呼吸機能検査)が必須であるが、
現在の労働安全衛生法には、COPDに関する健康診断項目として重要な肺機能検査が含
まれていない。唯一、検査できるのは人間ドックのみである。
COPDの典型的な症状は、咳、痰、徐々に進行する動くと息切れ等であり、いわゆる
「陸でおぼれる」病気である。COPDと診断されるのは平均65歳であり、重症化して初
めて医療機関へ受診している場合が多い。現役で仕事に従事しているときに、一度も
肺機能検査を受けることなく、禁煙の進めもないようであれば、定年して第2の人生を
歩み始めたばかりのころにCOPDと診断されることになる。
労働者健康安全機構の助成を受けて行っている、産業保健調査研究の一環として、熊本
県の事業所において「COPDを知っているかどうか」の調査をおこなった。その結果、
「知っている」および「名前を聞いたことがある」と回答した者は、20〜40%であった。
喫煙しているにもかかわらず、喫煙が原因で起こるCOPDについて知らないと答えた方が
多くいることが判明した。また、職域において、COPDと診断されていない方が多く存在
することが判明した。我々の調査研究により、呼吸機能が低下した状態の労働者におい
て、病欠日数の増加、労働生産性の低下している者が多いとの結果を得ている。(尾上、
大森、他.Int J COPD.2016)
COPDが存在すると、肺癌に罹患する危険性も上昇することが報告されており、COPDの予
防は肺がんの予防にも繋がる。
産業保健調査研究の詳細に関しては、ホームページを参照いただきたい。
「美肺延命」という言葉をご存じであろうか?肺と腎臓は加齢の影響に加えて外界から
の影響を受けやすい臓器である。そのため、美しい肺を維持することは、生命の維持に
つながるというものである。
もっと多くの労働者の方々にCOPDという病気を知ってもらい、その予防対策(唯一、禁
煙)を講じてもらえるような働きかけが必要である。美しい肺を保つような取り組みが
必要である。

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編集後記          
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平成29年度熊本における労働衛生の現状ができあがりました。
http://kumamotos.johas.go.jp/documents/H29/H29roudoueiseigenjou.pdf
そのなかから定期健康診断の結果について、平成28年における職場において実施される
定期健康診断の有所見率は、熊本県内においては57.8%と全国平均の53.8%と比べても
はるかに大きい数字を示しています。また、特殊健康診断(石綿、有機溶剤、じん肺等)
においても、有所見率が全国平均を上回っております。
予防して有所見にならないのが一番ですが、有所見となった後のフォローも大切です。
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●次回の第123号は平成29年11月1日に配信予定です。

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