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≪熊本産業保健総合支援センター メールマガジン≫ 第123号(2017年11月1日)

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≪本号のコンテンツ≫

◇研修会のご案内(11月・12月分)

◇いろいろなお知らせ
◆研修会・セミナー・説明会
(1)平成29年度産業保健研修会名変更のお知らせ
(2)平成29年度産業保健研修会 実地研修のお知らせ【再掲】
(3)一般市民・事業場・労働者向け「治療と仕事の両立支援」セミナー開催について
(4)リワーク支援説明会のご案内
(5)中国で働く日本人勤労者2017
(6)公衆衛生学セミナーのご案内【再掲】

 ◆各種助成金のご案内
(1)平成29年度産業保健関係助成金【再掲】
(2)障害者雇用安定助成金(障害・治療と仕事の両立支援制度助成コース)【再掲】
(3)受動喫煙防止対策助成金【再掲】

 ◆当センター及び機構本部からのお知らせ
(1)治療と職業生活の両立支援について【再掲】
(2)地域産業保健センターのご案内【再掲】
(3)メンタルヘルス対策教育研修のご案内【再掲】
(4)公衆衛生学セミナーのご案内【再掲}

 ◆労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
「睡眠時無呼吸症候群」「アスベスト関連疾患診断技術研修」

◇主な行政の動き
(1)「職場における死亡災害撲滅に向けた緊急要請」を実施
(2)11月は「過労死等防止啓発月間」です。
(3)「がん対策推進計画」の変更について
(4).平成29年版厚生労働白書が公表

◇相談員・促進員のひとりごと【コラム】

◇ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
平成29年度産業保健研修会のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今年度も当センターでは産業保健研修会を多数計画しております。
産業保健スタッフ(産業医・保健師・看護師・衛生管理者等)のみならず、
労働者・事業主或いは、産業保健に関して興味をお持ちの多くの皆さまの
ご参加をお待ちしてます。

○研修会場:会場の記載がない研修会は
住友生命熊本ビル3階会議室(熊本市中央区花畑町9-24)です。
○参加費:すべて"無料"です。
○お申込み方法:FAX、メール、電話(※)でのお申し込みを受け付けます。

当センター研修会のお申し込みは、以下のいずれかよりお申し込み下さい。
・ホームページ http://www.kumamotos.johas.go.jp/FormMail/session/index.php
・TEL:096-353-5480/FAX:096-359-6506

※電話でのお申し込みの方は、後日申込書(ホームページから[研修会のご案内]
[参加申込フォーム])の送付(送信)をお願いします。

※ (研修会ご参加時の留意事項について)必ずご一読ください。
http://kumamotos.johas.go.jp/documents/caution.pdf

※ 研修会No.57「傾聴訓練(入門編)」は、日程を変更いたします。
※ 研修会No.51「人事労務担当者のための産業保健」は、11月10日(金)へと
日程が変更となります。
※ 研修会No.62「臨床医のための産業医入門3」は、1月19日(金)へと日程が
変更となります。

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<<■■■■■■平成29年11月の予定■■■■■■>>
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日 時:11月2日(木)14:00〜16:30
研修テーマ:「治療と就労の両立支援」〜がん等をもつ労働者と職場へのより良い支援の
ために〜
内 容:制度の概要及び事例を通して具体的な支援計画書を作成する。(医療職と社労士
で対応します。)
講 師:島村佳子、東本君子
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日 時:11月7日(火)14:00〜16:00
研修テーマ:農作業の安全と健康を考えるその1−農作業に起因するアレルギーの本態と
その予防対策−
内 容:農作業の全般的な産業保健的課題を学習し、それをふまえて、農作業に起因する
アレルギーの本態とその予防対策について考える。
講 師:上田厚
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日 時:11月10日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:統合失調症の基礎知識
内 容:10代後半から30代半ばにかけて発症することが多く、知覚や思考、感情、行動などの
広い範囲に症状が現れる「統合失調症」。その基礎知識を学ぶ。
講 師:岡田修治
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日 時:11月10日(金)18:30〜20:30【 夜間開催 】
研修テーマ:産業医・法律家と学ぶ人事労務担当者のための産業保健
内 容:休職と復職の事例検討 
講 師:古海勝彦、中内哲
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日 時:11月14日(火)14:00〜16:30
研修テーマ:リーダーのためのラインケアセミナー
内 容:メンタルヘルス対策のキーパーソンは、管理監督者です。今回のセミナーは「管理
職の役割」、「積極的傾聴法の基本」、「部下の不調への気づきと対応」について実習を
中心に進めます。各事業所にてラインケアセミナーを企画される際のヒントにもなります。
(対象者:管理監督者、事業所担当者)
講 師:尾池千賀子
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日 時:11月15日(水)18:30〜20:00【 夜間開催 】
研修テーマ:ストレスチェック実施事務従事者研修
内 容:実施事務従事者の業務内容特に守秘義務や実施者との連携について学びます。
(心理職の方も歓迎です) 
講 師:平田啓三
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日 時:11月21日(火)18:30〜20:30【 夜間開催 】
会 場:やつしろハーモニーホール研修室
(八代市新町5-20)
研修テーマ:農作業の安全と健康を考えるその2 −農作業に起因する呼吸器疾患(じん肺)
の本態とその予防対策
内 容:農作業の全般的な産業保健的課題を学習し、それをふまえて、農作業に起因する呼
吸器疾患(じん肺)の本態とその予防対策について考える。
講 師:上田厚
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日 時:11月27日(月)13:30〜16:30
会 場:日本製紙株式会社八代工場
(八代市十条町1-1)
研修テーマ:安全衛生管理のためのパトロールの進め方」〜実地研修〜
内 容:効果的な「衛生パトロールのためのやり方と事後措置について」実働している工場
で実地に研修する。
講 師:石原徳一、島村佳子
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<<■■■■■■平成29年12月の予定■■■■■■>>
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日 時:12月1日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:嘱託産業医に必要な法令や就業上の措置、ストレス対応など
内 容:知らないと困る新しい関連法令、意外と難しい就業区分判定、特殊健診やストレス問題など嘱託産業医が遭遇する様々な問題を事例を通して考えます。
講 師:野波善郎
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日 時:12月14日(木)14:00〜16:00
研修テーマ:アサーション技法を使ったスムーズなコミュニケーションについて
内 容:風通しのよい職場環境づくりのために、アサーション技法を使ったコミュニケーション法を学ぶ。
講 師:森田裕子
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日 時:12月15日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:喫煙の健康影響と禁煙支援
内 容:本研修では、喫煙(受動喫煙)の健康影響について、国内外の報告をもとに考える。また、禁煙支援について学ぶ。
講 師:大森久光
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日 時:12月18日(月)14:00〜16:00
研修テーマ:化学物質のリスクアセスメント
内 容:・化学物質の危険性と有害性 ・SDSの活用、法改正情報 ・リスク低減対策
講 師:岩男周二
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日 時:12月20日(水)14:00〜16:00
研修テーマ:食育講座〜食事と血管強化で健康寿命を〜
内 容:・日本人の食事摂取基準(2015年版)〜と「健康日本21(第二次)」が示す食事法
講 師:稲田美和子
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産業保健研修会申込書(FAX用)
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参加者氏名|
(ふりがな)|
--------------------------------------------------------------------------
参加研修会| 第 回 月 日 / 第 回 月 日
番号&日付 | 第 回 月 日 / 第 回 月 日
---------------------------------------------------------------------------
事業所名 |    (所属部署 )
---------------------------------------------------------------------------
連絡先電話|   |FAX番号|
---------------------------------------------------------------------------
メールアドレス|
---------------------------------------------------------------------------
産業医単位|   要 ・ 不要    |修了証|  要  ・  不要
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熊本産業保健総合支援センターから『産業保健に関する質問募集』のお知らせ』!
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会社の衛生管理の担当者に選任されたが、衛生管理活動をどう進めたらいいか、
社内でメンタルヘルス対策を進めたいがどう対応したらいいのかわからない等と
いったことでお悩みではありませんか。
当センターでは、メンタルヘルスや健康管理など産業保健に関する様々な問題に
ついて、専門スタッフがご相談に応じ、解決方法を助言します。今お悩みのこと、
疑問に思っていることがありましたら以下のいずれかの方法でご相談下さい。
相談はすべて無料です。相談により知り得た情報等は厳守します。

・ホームページ:http://www.kumamotos.johas.go.jp/FormMail/soudan/index.php
・メール:ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp
・FAX:096-359-6506/TEL:096-353-5480

尚、電話、FAX、メール等ご希望の方法で、必ず回答いたします。
回答先及び回答方法は以下の通りです。

・ご希望回答方法(電話・FAX・メール・郵便)
・住所等
・会社名 
・担当者名
・電話番号
・FAX番号
・メールアドレス
・メルマガ配信希望(メールアドレス)

◇ ━━━━━━━━━━━━━━━━
いろいろなお知らせ
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◆研修会・セミナー・説明会のお知らせ

(1)平成29年度産業保健研修会名変更のお知らせ
平成29年11月10日(金)開催予定のNo.51の研修会名を
「産業医・法律家と学ぶ人事労務担当者のための産業保健」と
変更いたします。
http://kumamotos.johas.go.jp/session/list-juneh29.html

(2)平成29年度産業保健研修会 実地研修のお知らせ
実際に工場を見学して、衛生パトロールの進め方を学びましょう!
研修No.75「衛生パトロールの進め方」。

 会場:日本製紙株式会社八代工場 様 
(熊本県八代市十条町1−1)

 日時:平成29年11月27日(月) 13:30〜16:30

 産業医、保健師・看護師、衛生管理者等産業保健スタッフ、人事労務担当者
どなたでも参加できます。
※産業医の方は、日本医師会認定産業医制度に係る認定単位【実地3】が取得できます。

(3)一般市民・事業場・労働者向け「治療と仕事の両立支援」セミナー開催について
熊本産業保健総合支援センターでは、熊本労災病院と連携し「治療と仕事の両立支援」
に関するセミナーを開催いたします。

・「病気になっても働き続けることができる!〜治療と仕事の両立支援〜」
日時:平成29年12月10日(日) 14:00〜16:30 (13:30開場)
会場:やつしろハーモニーホール大会議室A・B
熊本県八代市新町5−20
申込み・詳細については後日ホームページやメールマガジンでご案内いたします。

(4)リワーク支援説明会【熊本障害者職業センター】
「リワーク支援」は、事業場のメンタルヘルスケアにおける職場復帰支援のうち、事業場外
資源として位置づけられたもので、うつ病等で休職している方のスムーズな復職に向けて、
職業生活に戻るための準備(ウォーミングアップ)を行い、復職に向けて自信をつけていけ
るよう支援しています。 また、これらの取り組みは企業のご担当者や主治医の先生と共有
しながら進めています。 このたび、「リワークという言葉は聞いたことあるけど、詳しく
知らない」、「利用したい場合に、休職者にどのように勧めたら良いか分からない」等の
声にお応えするため、事業場の方を対象とした「リワーク支援説明会」を開催することと
しました。
説明会では、 リワーク支援の利用方法や支援の流れ等の説明のほか、実際に活用している
教材などもご覧いただけます。

 ・説明会のご案内
日時:平成29年11月15日(水)13:30〜14:30
場所:熊本障害者職業センター(ハローワーク熊本4階)
申込み・詳細 ⇒ http://www.jeed.or.jp/location/chiiki/kumamoto/om5ru80000009z0b-att/om5ru8000000a0at.pdf
お問い合わせ先 熊本障害者職業センター  電話: 096(371)8333

(5)中国で働く日本人勤労者2017
福岡産業保健総合支援センターでは、日中共同研究で進めている研究「中国都市部で働く日本
人勤労者のストレスと健康障害に関する調査研究」について、今回「中国で働く日本人労働者
の職業ストレスと心血管リスク」の研究報告を行います。次に、ストレス応答の観点から包括
的に検討した過労死予防対策について「ストレスの心血管病に関する話題」と「中国における
過労死予防対策の講演を行います。

 日時:平成29年11月24日(金)18:30〜20:30
場所:博多バスターミナル(福岡市博多区博多駅中央街2−1博多バスターミナル9階大ホール)
参加費無料

 詳細申込みは ⇒ http://kumamotos.johas.go.jp/documents/H29/2017fukuoka.pdf

(6)公衆衛生学セミナーのご案内
熊本大学大学院生命科学研究部環境生命科学講座公衆衛生学分野では、熊本県内
の公衆衛生学領域で活躍されているメディカルスタッフなど他職種が、知見と見
識の交換・共有を得る場をつくっていくことを目的として、8月より公衆衛生学
セミナーを開催されます。熊本大学医学部公衆衛生学分野スタッフ・研究者によ
る「疫学入門」「統計解析入門」をまず第1回シリーズ(4回予定)として展開
し、その後、様々な社会医学テーマについて勉強会を開催されます。基礎、臨床、
様々な分野での研究に必要な知識です。学内外問わず、是非受講したい、学びた
いという方、一般市民の方も無料で受講できます。

 場所:熊本大学大学院生命科学研究部 基礎研究棟5階 520号室

 公衆衛生学セミナー 第1回シリーズ
第1回、第2回、第3回は終了しました
第4回 11月13日(月) 「統計解析入門2」 XI,LU先生

 時間は18時00分〜19時00分の開催

 最新情報や申込み ⇒ http://kumadai-publich.com/

 お問い合わせ
熊本大学大学院生命科学研究部環境生命科学講座公衆衛生学分野
TEL:096-373-5112(直通) FAX:096-373-5113

 

◆各種助成金のご案内

(1)平成29年度産業保健関係助成金
平成29年度から産業保健関係助成金として、従来の「ストレスチェック助成金」に加え
「職場環境改善計画助成金」「心の健康づくり計画助成金」「小規模事業場産業医活動助
成金」が新設され、平成29年6月1日より申請受付が開始されました。
職場における労働者の健康管理等のために、ぜひご活用ください。
助成金について専用ページを開設しました。
ご検討されます場合は、手引きをご一読ください。
詳細等は下記アドレスから
http://kumamotos.johas.go.jp/documents/H29/joseikin.html

 本助成金に関するお問合せ・申請は独立行政法人労働者健康安全機構まで
ナビダイヤル 0570-783046(ナヤミヲシロウ)
各種申請様式はホームページ
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1151/Default.aspx

(2)障害者雇用安定助成金(障害・治療と仕事の両立支援制度助成コース)
(支給要件) :本助成金は、対象労働者の障害や傷病の特性に応じた両立支援制度を
導入した場合に受給できます
(対象労働者):1 障害のある労働者
2 傷病(がん、脳卒中など)を負った労働者で、両立のための就業
措置が必要な者
(支 給 額):事業主あたり10万円の支給
【申請・問合先】熊本労働局 職業安定部職業対策課(TEL 096−211−1704)
※その他、詳細な要件等は以下(厚生労働省HP)よりご確認ください
◎ http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000162833.html (概要)
◎ http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000162834.pdf (詳細版)
◎ http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000170525.pdf (リーフレット)

(3)受動喫煙防止対策助成金
平成27年6月1日から、職場の受動喫煙防止対策(事業者・事業場の実情に応じた適切
な措置)が事業者の努力義務となりました。
事業者の皆さまは、まず、事業場の現状を把握・分析し、実行可能な対策のうち、最も効
果的なものを実施するよう努めてください。受動喫煙防止対策を行う際には、費用の一部
を支援する「受動喫煙防止対策助成金」をぜひご活用ください。

 申請様式のダウンロードや、本助成金の手引きなど
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000049868.html

 この助成金の申請窓口 → 熊本労働局雇用環境・均等室(TEL 096−352−3865)
喫煙室等に関する技術的な事項など → 
熊本労働局労働基準部健康安全課(TEL 096−355−3186)

◆ 当センター及び機構本部からのお知らせ

(1)治療と職業生活の両立支援について
新しく専用のホームページを開設しております。
治療と職業生活の両立支援についての様々な情報、使えるツール等掲載しております。
http://www.kumamotos.johas.go.jp/ryouritsu/ryouritsu_a.htm

  近年、がんの治療は進歩し、がんに罹患しても仕事を辞めず、働き続けることができ
るようになってきました。企業としては、今後、労働者の高年齢化に伴い、がんに罹
患する社員の増加が見込まれるため、経営の観点からも、社員が治療を続けながら働
くことができる環境を整備する必要があります。
「健康経営」を目指すうえで必要な取り組みとなります。
「治療と職業生活の両立支援対策」は、メンタルヘルス対策と同様に、今、企業が取
り組むべき大きな課題の一つです。
熊本産業保健総合支援センターでは、医師・保健師・社会保険労務士等の資格を持つ、
相談員・促進員による無料相談を受付けています。

  また、当センターでもガイドラインについての研修会をはじめ具体的な計画作成方法
など今年度複数回計画しておりますので、ぜひご参加ください。

 ・両立支援申込書
熊本産業保健総合支援センターでは、両立支援に関する支援や相談受付を無料で実施
しています。ぜひご活用ください。
申込書はホームページの申込様式からダウンロードできます。
申込書↓
http://kumamotos.johas.go.jp/images/ryouritsuinfolpdf.pdf

  また、熊本労災病院(八代市竹原町1670 TEL0965-33-4151)1階地域医療連携室
では、相談窓口を毎週火曜日の8:15〜12:15の時間帯で開設しております。
当病院のかかりつけではなくてもご利用できますので、ガンで治療中の方で、治療をし
ながら仕事も続けていけるのだろうか…職場にはどのように話をすれば…病気になって
仕事に復帰できるのだろうか…等々不安を抱えておられましたらお気軽に窓口へご相談
ください。事業所におきましては従業員の方へ外部資源の活用として相談窓口をご周知いた
だきますようお願いいたします。

 ★がん患者等長期療養者の治療と仕事の両立支援シンポジウムのご案内

 熊本労働局、ハローワーク、労働基準監督署主催で下記シンポジウムを開催します。
【日時】 平成29年11月6日(月曜日) 
午前10時から12時まで(午前9時30分から受付開始)
【場所】 くまもと県民交流館パレア10階ホール (熊本市中央区手取本町8−9)
【定員】250名  【参加費】無料

 【基調講演】
「現在のがん診療の仕組みと患者・家族支援について」
熊本赤十字病院 血液腫瘍内科 部長 吉田 稔 先生

 【パネルディスカッション】
熊本赤十字病院 血液腫瘍内科 部長 吉田 稔 先生
熊本県経営者協会 専務理事 加島 裕士 氏
熊本公共職業安定所 就職支援ナビゲーター 木庭 令 氏
熊本産業保健総合支援センター 副所長 山下 友秋

 【コーディネーター】
KKTくまもと県民テレビアナウンサー 村上 美香 氏

 <主催> 熊本労働局、ハローワーク、労働基準監督署
<共催> 熊本県、熊本産業保健総合支援センター
<後援> 熊本県経営者協会、(公社)熊本県医師会、(公社)熊本県薬剤師会、
(公社)熊本県看護協会、全国健康保険協会熊本支部、熊本県社会保険労務士会、
がんサロンネットワーク熊本、

 チラシ・申込書は → http://kumamotos.johas.go.jp/documents/H29/ryouritsuinfo.pdf

(2)地域産業保健センターのご案内(全て無料です)

  熊本県下(阿蘇・有明・天草・菊池鹿本・熊本・人吉球磨・八代水俣 7か所)の
地域産業保健センターでは、50人未満の事業場を対象として、健康診断後の 事後
措置、長時間労働者、ストレスチェックの高ストレス者面接指導等さまざまな産業保
健サービスを、医師・保健師・労働衛生工学の専門家が事業場にお伺いして実施して
おります。工場等の製造現場だけでなく、オフィス等の職場環境等のアドバイスもあ
わせて行っておりますので、お気軽にお尋ねください。
(業務内容ご案内・申込)http://kumamotos.johas.go.jp/chiiki.htm

・阿蘇地域産業保健センター
Tel 0967-34-1177 Fax 0967-34-1619
・有明地域産業保健センター
Tel 0968-72-3050 Fax 0968-72-3930
・天草地域産業保健センター
Tel 0969-25-1236 Fax 0969-24-4126
・菊池鹿本地域産業保健センター
Tel 0968-23-1210 Fax 0968-23-1211
・熊本地域産業保健センター
Tel 096-366-2711 Fax 096-366-2750
・人吉球磨地域産業保健センター
Tel 0966-22-3059 Fax 0966-22-3059
・八代水俣地域産業保健センター
Tel 0965-39-9531 Fax 0965-39-9532

 

(3)新入社員や20代の若手職員を対象とした「メンタルヘルス対策教育研修」

  作年度から、従来の「管理監督者向けのメンタルヘルス教育研修」に加え、新入
社員をはじめとした「若年労働者向けのメンタルヘルス教育研修」が新たにスタ
ートしております。管理監督者対象と同様に年1回無料でご利用できますので、
メンタルヘルス対策を例えば春に「若年労働者向け」、秋に「管理監督者向け」
研修を計画すれば年に2回無料でご利用することが可能となります。

  また、メンタルヘルス対策個別支援では、専門の促進員が無料で事業場まで伺い
メンタルヘルス対策の体制づくり(心の健康づくり計画や就業規則、職場復帰プ
ログラム作成、ストレスチェック導入など)のお手伝いを致します。
詳細は下記アドレスをご覧ください。
http://kumamotos.johas.go.jp/shien/index.html

◆ 労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
「睡眠時無呼吸症候群」「アスベスト関連疾患診断技術研修」について

 当機構では、労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマ
や新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでいます。
「労災疾病等医学研究普及サイト」では、現在実施している9テーマの研究紹介に加え、
これまで実施してきた研究成果についても掲載しています。

 その中から、今回は「睡眠時無呼吸症候群」「アスベスト関連疾患診断技術研修」につい
てご紹介します。

 ・「睡眠時無呼吸症候群」
本研究において、ドライバー、シフトワーカー等の職域における勤労者1,646名に対し
て睡眠時無呼吸症候群の有病率を調査したところ、3%ODIの低下による睡眠時無呼吸
障害は男性20.1%、女性10.6%であり、20年前に比べ2倍程度増加しているこ
とが示されました。
本研究の意義としては、職域においてSASのスクリーニングを行い、早期発見と適切
な治療を行うことは健康増進のみならず社会的影響の大きい労働災害防止の面からも重要
です。本研究において得られた知見を日本心臓病学会学術集会等において発表させていた
だいておりますが、当サイトにおいてもぜひ一度ご覧ください。
http://www.research.johas.go.jp/sas/docs/sas.pdf

 ・「アスベスト関連疾患診断技術研修」
石綿関連疾患の診断及び石綿ばく露所見の判定には、エックス線写真の読影等が必要で
すが、その判断は非常に困難な事案が多く、医学的な知識・経験に加え、石綿ばく露等に
ついての知識も必要です。
これまでの研究成果を踏まえ、呼吸器系の疾患を取り扱う医師や産業医等を対象に、
石綿関連疾患に関する適切な診断技術の向上や労災補償上の留意事項の習得等を目的とし
た研修会を全国各地で開催しており、その専用サイトを開設しております。
http://www.research.johas.go.jp/asbest_kenshu.html
熊本県は既に終了しておりますが、近隣の県などまだ開催予定ですので、研修の受講をご
検討ください。

◇―――――――――――――
主な行政の動き
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(1).「職場における死亡災害撲滅に向けた緊急要請」を実施【厚生労働省】
〜死亡者数の急増を受け、業界団体などに安全衛生活動の総点検などを要請〜
厚生労働省は、平成29年の労働災害による死亡者数(1月〜8月の速報値)が対前年
比で増加し、特に8月に急増したことを受け、本日、労働災害防止団体や関係事業者
団体に対し、職場における死亡災害撲滅に向けた緊急要請を行いました。

 9月20日に公表した、平成29年の労働災害発生状況(1月〜8月の速報値)では、死
亡者数が対前年比9.6%(49人)の増加、休業4日以上の死傷者数が対前年比0.9%(600
人)の増加となりました。また、8月単月の死亡者数は66人となり、対前年同月比57.
1%(24人)の大幅な増加となっています。
<緊急要請のポイント>
(1)産業界全体に対する企業の安全衛生活動の総点検などの要請
(2)死亡者数が増加している業種での取組のポイントを明示  

  http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000178011.html

(2).11月は「過労死等防止啓発月間」です【厚生労働省】
厚生労働省では、11月を「過労死等防止啓発月間」と定め、過労死等をなくすために
シンポジウムやキャンペーンなどの取組を行います。
この月間は「過労死等防止対策推進法」に基づくもので、過労死等を防止することの
重要性について国民に自覚を促し、関心と理解を深めるため、毎年11月に実施しています。
月間中は、国民への周知・啓発を目的に、全国48会場で「過労死等防止対策推進シンポ
ジウム」を行うほか、「過重労働解消キャンペーン」として著しい過重労働や悪質な賃金
不払残業などの撲滅に向けた監督指導や無料の電話相談などを行います。

  ※「過労死等」とは・・・業務における過重な負荷による脳血管疾患もしくは心臓疾患
を原因とする死亡、もしくは業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自
殺による死亡またはこれらの脳血管疾患、心臓疾患、精神障害をいいます。

 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177422.html

(3).「がん対策推進基本計画」の変更について【厚生労働省】
「がん対策推進基本計画」については、がん対策基本法(平成18年法律第98号)に基づ
き策定するものであり、がん対策の総合的かつ計画的な推進を図るため、がん対策の基本的
方向について定めるとともに、都道府県がん対策推進計画の基本となるものです。
本基本計画の変更についてはこれまで、がん対策推進協議会の意見を聴きつつ、検討を進
めており、閣議決定されたことを踏まえ、その内容が公表されました。

 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000181704.html

(4). 平成29年版厚生労働白書が公表されました。
資料の「100人でみた日本」では、日常生活の悩み・ストレスを感じているのは?健診
や人間ドッグを受けたことがあるのは?生活習慣病の患者の方は?生涯でがんになるのは?
といったデータがわかりやすく掲載されてます。
http://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/
(100人でみた日本、日本の1日)
http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/17-3/

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相談員・促進員のひとり言
吉永 昭 促進員
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 昨年、職場のメンタルヘルス対策としてストレスチェック制度が始まり、職場のメンタルヘルス
対策が強化されました。さらに、「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライ
ン」が示され、産業保健総合支援センターにおいては、今年度からは治療と職業生活の両立支援の
ための「両立支援」事業が実施されています。
さらに、2015年に発生した電通事件が労災に認定され、過重労働特別対策班いわゆる「かと
く」が電通の本社をはじめ出先事業所にも調査にはいると事態になり、長時間労働による過重労働
が心身の健康に及ぼす影響が一般企業にも強く認識され、さらには社会全体に労働時間の管理の重
要性を広めることとなりました。
ここ数年、労働者の心身の健康管理に関する政府の動きは、目まぐるしいものとなっています。
それに加え、「一億総活躍社会」「女性活躍促進法」「育児介護休業法(ここ2年足らずの間に3
度の)法改正」等々法律の制定、改正が相次ぎ、「働き方改革」「インターバル制度」なども審議
されています。
企業からの問い合わせや相談の件数も増え、範囲も広がり我々社会保険労務士にとっては、スト
レスフルな状況が続いています。

 それが、「今」の現実なのですが、年齢を経てくると、「昔」の方が「今」より長く付き合って
いるわけですし親しみも感じています。「昔」馴染んでいた企業、組織、様々な制度、人、通信や
移動の手段が変貌し、社会の仕組みが変化した「今」の社会は生きづらいものになりつつあります。
「世代」は、一つの個性かもしれません。その個性では生きづらさを感じることもしょうがないの
かもしれません。
そうはいっても、現実的に付き合っているのは、「今の社会」だし、「今の法律」「今の人たち」
です。もうしばらくは、ストレスフルな「今」を相手にして、自分の個性で貢献できるなにかをし
ていかなければならないのかなと思います。

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編集後記          
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●次回の第124号は平成29年12月1日に配信予定です。

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