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≪熊本産業保健総合支援センター メールマガジン≫ 第81号(2014年6月2日)

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★電話番号・FAX番号の一部廃止のお知らせ!
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H26年度からのメンタルヘルス対策支援センター廃止(メンタルヘルス対策支援事業は
継続)に伴い、TE:096-359-9570/FAX:096-359-9571が6月6日(金)より廃止になります
のでお知らせ致します。今後の問い合わせは、以下の番号へお願い致します。
TEL:096-353-5480
FAX:096-359-6506

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★新しい研修会場のお知らせ!
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5/19より当センター主催の産業保健研修会の会場は、以下へ変更になりましたので
お知らせ致します。今後開催される研修会へ参加される方は、9階会議室へお越し下さい。
変更前)住友生命熊本ビル2階会議室(熊本市中央区花畑町9-24)
変更後)住友生命熊本ビル9階会議室(熊本市中央区花畑町9-24)

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【トピックス】
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●お知らせ
熊本経営者協会・熊本産業保健総合支援センター共催セミナー開催のご案内!
以下のテーマでセミナーを開催いたします。参加ご希望の方は以下をご覧ください。
http://www.kumamoto-sanpo.jp/documents/140707_Seminar_Info.pdf

◇テーマ 「こころの健康づくり計画書を作ってみよう!」
◇開催日 平成26年7月7日(月)午後2時00分から午後4時00分まで
◇会 場 熊本市国際交流会館4階 第1会議室
◇講 師 熊本産業保健総合支援センター 相談員・促進員 島村佳子氏
◇会 費 無料

●行政の動き
1.厚生労働省(大臣官房統計情報部雇用・賃金福祉統計課 賃金福祉統計室/5月8日)
平成25年労働災害動向調査(事業所調査(事業所規模100人以上)及び総合工事業
調査)結果の概況が公表されました。詳しくは以下をご覧下さい。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/saigai/13/

2.厚生労働省(職業安定局雇用開発部障害者雇用対策課/5月14日)
ハローワークを通じた障害者の就職件数が4年連続で過去最高を更新/精神障害者
の就職件数が身体障害者の就職件数を初めて上回る。詳しくは以下をご覧下さい。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000045834.html

3.厚生労働省(労働基準局安全衛生部安全課/5月16日)
平成25年の労働災害発生状況が公表されました。詳しくは以下をご覧下さい。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000046019.html

4.厚生労働省(医薬食品局食品安全部監視安全課/5月26日)
(東京電力福島原子力発電所事故関連)食品中の放射性物質の検査結果について
(第880報)が発表されました。詳しくは、以下をご覧下さい。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000046898.html

5.厚生労働省(健康局がん対策・健康増進課地域保健室/5月27日)
熱中症予防のためのリーフレットが作成されました。詳しくは以下をご覧下さい。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000046904.html

6.厚生労働省(雇用均等政策課/5月29日)
平成25年度 都道府県労働局雇用均等室での法施行状況が公表されました。
詳しくは以下をご覧下さい。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000047140.html

7.厚生労働省(雇用均等政策課/5月29日)
平成25年「職場における熱中症による死亡災害の発生状況」が公表されました。
詳しくは以下をご覧下さい。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000047141.html

【 その他の情報 】
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○メンタルヘルス対策
・こころの耳(http://kokoro.mhlw.go.jp/)
○セクハラ・パワハラ問題
・明るい職場応援団(http://www.no-pawahara.mhlw.go.jp/)
○胆管がん関連情報
厚生労働省では、印刷業の洗浄作業に従事する人からの健康上の相談及び職業性
胆管がんに関する各種相談に応じます。
<胆管がんに関する電話相談>
0120-616-700 月曜日から金曜日まで(9時30分〜12時、13時〜16時)
○微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報
・環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html)
○黄砂の飛来関する情報
・環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/air/dss/)
○放射性物質による環境汚染情報
・環境省ホームページ(http://josen.env.go.jp/)
○労働災害情報
・災害統計各種(http://anzeninfo.mhlw.go.jp/)
・中災防安全衛生情報センター(http://www.jaish.gr.jp/)

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研修・セミナー案内
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平成26年6月以降も産業保健研修会を予定しておりますので、産業保健スタッフ
(産業医・保健師・看護師・衛生管理者等)のみならず、労働者・事業主或いは、産業
保健に関して興味をお持ちの多くの皆さまのご参加をお待ちしてます。

○研修会場:住友生命熊本ビル9階会議室(熊本市中央区花畑町9-24)
○参加費:すべて"無料"です。
○お申込み方法:FAX、メール、電話(※)でのお申し込みを受け付けます。

当センター研修会のお申し込みは、以下のいずれかよりお申し込み下さい。
・ホームページ(http://www.kumamoto-sanpo.jp/FormMail/session/index.php)
・TEL:096-353-5480/FAX:096-359-6506

※電話でのお申し込みの方は、後日申込書(ホームページから[研修会のご案内]
[参加申込フォーム])の送付(送信)をお願いします。
※研修会日程の頭に[◆]が付いたものは、日本医師会の産業医研修(生涯研修)の認定
を受けて開催するもので、更新単位が取得できます。

<<■■■■■■平成26年6の予定■■■■■■>>
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日   時:6月10日(火)14:00〜16:00
研修テーマ:基本を学んで仕事に活かすやさしい「労働安全衛生法
内   容:法令の見方探し方など基礎的な所を学び、労働安全衛生法の概要を学ぶ。
講   師:尾池千賀子(労働衛生コンサルタント 保健師・産業カウンセラー)
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日   時:6月13日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:職場における自殺の予防と対応(2)
内   容:「自殺予防セミナー」より
講   師:岡田修治(弓削病院 診療部長)
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日   時:6月16日(月)14:00〜16:00
研修テーマ:職場の作業環境測定の重要性と快適な環境の維持管理
内   容:作業環境測定の実施方法、測定機器の使用方法
講   師:岩男周二(第1種作業環境測定士 第1種衛生管理者
第1種公害防止管理者 環境計量士)
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日   時:6月21日(土)10:00〜15:00
研修テーマ:ラインケア(2次予防)〜上手な聴き方を体感を通して学ぶ〜
内   容:1)実習を中心とした傾聴訓練(入門編)を通じて聴き方の基本的な態度を
体感する2)リラクセーションを体験する
講   師:島村佳子(日本産業衛生学会産業看護師 保健師 産業カウンセラー)

        中嶋朋子(健康運動指導士・産業カウンセラー)
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日   時:6月24日(火)14:00〜16:00
研修テーマ:職場の転倒リスク回避のための簡単チェックとその強化法
内   容:「転倒・転落」といった労働災害は、加齢に伴い、特に50歳代からの
増加傾向を示し、それらの会費は重要な課題として位置づけられている。
今回は、運動機能の低下や感覚機能の衰えなど、身体的な特性による
内的リスク要因を明らかにするために、簡単なセルフチェックや体力
チェックを行い、さらにその強化法について紹介する。メンタルヘルス
マネジメントの第2ステップとして、「ストレス対処」の基本的な視点
と即効的なリラクセーション技法の実施要領など、実習を交えながら 紹介します。
講   師:宮本裕士(日本赤十字社 熊本健康管理センター 健康運動指導士)
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<<■■■■■■平成26年7の予定■■■■■■>>
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日   時:7月2日(水)
14:00〜16:30
研修テーマ:従業員50人以上規模事業場のメンタルヘルス対策〜3次予防対策〜
内   容:職場復帰支援5つのステップと復職プログラムの作成
講   師:島村佳子(日本産業衛生学会 産業看護師 保健師 産業カウンセラー)
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日   時:7月3日(木)
14:00〜16:00
研修テーマ:男女雇用機会均等法 施行規則等の改正について
内   容:平成26年7月から適用となる男女雇用機会均等法施行規則等の改正内容
について
講   師:熊本労働局 雇用均等室 担当官
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日   時:7月11日(金)
14:00〜16:00
研修テーマ:今後の労働衛生対策について
内   容:第186回通常国会で審議された「メンタルヘルス対策」および「受動喫
煙対策」に係る労働安全衛生法の改正の内容と、熊本労働局における
両対策の取組状況を紹介する。
講   師:熊本労働局 労働基準部 健康安全課 担当官
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日   時:7月15日(火)
14:00〜16:30
研修テーマ:コーチングを学んで コミュニケーション力をステップアップ
内   容:「コーチングとは?」からコーチングの基本的スキルを中心に、コミュ
ニケーション力をアップする。
講   師:尾池千賀子(労働衛生コンサルタント 保健師・産業カウンセラー)
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日   時:7月17日(木)
14:00〜15:30
研修テーマ:労働安全衛生管理における「労働衛生工学」とは何か
内   容:労働安全衛生管理体制における「労働衛生工学」の役割について考える
講   師:石原徳一(衛生工学衛生管理者 一級ボイラー技士)
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日   時:7月18日(金)
14:00〜16:00
研修テーマ:THP(心とからだの健康づくり)の取り入れ方
内   容:厚生労働省では、THP(トータル・ヘルスプロモーション・プラン)を
愛称として、働く人の心とからだの健康づくりを推進しています。
「健康づくり計画」の立案方法、「安全衛生委員会」とのタイアップ法
「PDCAサイクル」の活用法など事業所での「健康づくり」の取り入れ方
を紹介します。
講   師:中嶋朋子(健康運動指導士 産業カウンセラー)
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日   時:7月24日(木)
14:00〜16:00
研修テーマ:交流分析を活用したメンタルヘルスケア その2
内   容:ストロークを職場の中に定着させ、良好な人間関係につなげよう。
講   師:森田裕子(オフィスコスモス代表・ 産業カウンセラー 心理相談員)
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日   時:7月25日(金)
14:00〜16:00
研修テーマ:メンタルヘルス・マネジメント(3)〜コミュニケーションを深める
視点とコツ〜
内   容:メンタルヘルス・マネジメントの第3ステップとして、「コミュニケー
ションを深める」ための基本的な視点と、各種言語的〜非言語的な対人
交流のコツなど、実習を交えながら紹介します。
講   師:森川泰寛(ヒューマンケア熊本代表 臨床心理士 キャリアカウンセラー)
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日   時:◆7月31日(木)
14:00〜16:00
研修テーマ:労働者の健診データの解析法−疫学的考え方−
内   容:健康診断の結果といった、人の集団データの取り扱いに関する解析方法
について研修する。
講   師:加藤貴彦(熊本大学大学院  生命科学研究部教授)
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産業保険研修会申込書(FAX用)
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参加者氏名|
(ふりがな)|
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参加研修会| 第 回 月 日 / 第 回 月 日
番号&日付 | 第 回 月 日 / 第 回 月 日
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会社名 | (所属部署 )
---------------------------------------------------------------------------
会社所在地|
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会社の電話| |FAX番号|
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連絡担当者名 |
(参加者と別の場合)|
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熊本産業保健総合支援センターから『産業保健に関する質問募集』のお知らせ』!
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会社の衛生管理の担当者に選任されたが、衛生管理活動をどう進めたらいいか、
社内でメンタルヘルス対策を進めたいがどう対応したらいいのかわからない等と
いったことでお悩みではありませんか。
当センターでは、メンタルヘルスや健康管理など産業保健に関する様々な問題に
ついて、専門スタッフがご相談に応じ、解決方法を助言します。今お悩みのこと、
疑問に思っていることがありましたら以下のいずれかの方法でご相談下さい。
相談はすべて無料です。相談により知り得た情報等は厳守します。

・ホームページ:http://www.kumamoto-sanpo.jp/FormMail/soudan/index.php
・メール:ksanpo43@xvb.biglobe.ne.jp
・FAX:096-359-6506/TEL:096-353-5480

尚、電話、FAX、メール等ご希望の方法で、必ず回答いたします。
回答先及び回答方法は以下の通りです。

・ご希望回答方法(電話・FAX・メール・郵便)
・住所等
・会社名
・担当者名
・電話番号
・FAX番号
・メールアドレス
・メルマガ配信希望(メールアドレス)

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相談員のひとり言 平田 啓三 相談員
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産業保健に関するニュースで私にとってのビッグニュースは日本人間ドック学会の
新基準の発表でした。過去のドックの結果により治療を始めた人は、遡れば治療不要
だったかもしれませんし、逆にその時、治療開始しておくべきだったかもしれないの
です。
私は、恥ずかしながら永年に亘り糖尿病と高血圧を患っており、服薬後の数値は
HbA1c[NGSP]=6.8〜7.2、収縮期血圧149〜拡張期血圧79で、通院治療、
服薬が欠かせない生活を送っております。そこで一言、今般の日本人間ドック学会の
A1c基準値と日本糖尿病学会の基準値はどう折り合いをつければ良いのでしょうか?
私のA1cの目標値は糖尿病学会熊本宣言の“7.0”未満なのですが、人間ドック学会は
空腹時血糖が126以上かつA1c6.5以上の数値なら異常判定となっています。
そうであれば私も目標値の見直しが必要ではないか、と思うわけです。しかしながら、
今の私は服薬しながらも極めて健康です、収縮期血圧も人間ドック学会の異常値
160を超えることは稀です。メタボでもありません。ここで申し上げたいのは学会
毎に、あるいは医療機関ごとに基準値が異なっていることも含め、健康を数値で管理
することに基本的に問題があるのではないかということです。勿論、予防医学の観点
や医療費の抑制問題との絡みもあるとは思いますが、今般の新基準発表は意外と大き
い医療問題のような気がします。健康はそもそも極めて個人的なもので、総体的に論
じるものではないように思いますが如何でしょうか?
私はカウンセリングを主な仕事としていますが、クライエントを支援する上で最も
大事なことは、より正確な見立てと的確な専門家へのリファーだと思っています。
クライエントの不安に寄り添い解放(ラポール形成)することがカウンセラーの使命だ
と思っています。クライエントは100人が100人とも顔が違うように状況も異なります。
心理テストを含め検査結果による数値だけでクライエントの事例性や疾病性を判定し
たり、治療したりするのには問題があり、数値が異常でも健康な人がいるものだと肝
に銘じて治療やカウンセリングをすることが重要ではないかと思っています。逆に数
値に出ていないのに重篤な人もいます。ヒトの心身は個人差があり数値だけでは測れ
ないものだということでしょう。ついついクライエントと向き合うと、治療への義務
感が出てしまうのも尤もですが、「治療(カウンセリング)しない」のも「治療(カ
ウンセリング)のうち」ということではないでしょうか。
・・・いやいや実に「奥が深い」ですね・・・偉そうな独り言ですみません!
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編集後記
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五月晴れの季節から、今月よりいよいよ梅雨の季節となりました。今の時期になる
と私の実家でも田植えの季節となり、後は田植えを待つばかりとなりましたが、季節
の変わり目は体調を崩しやすいため、体調管理には十分注意して行きたいと思ってい
ます。また、新しい事業がスタートしたばかりですが、仕事の変わり目でもあるので、
ストレスをためないように気分転換にも心がけていきたいと感じています。
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●次回の第82号は平成26年7月1日(火)配信予定です。

編集内容等に関するご意見・お問合せなどをお寄せください。
またメールアドレスの変更の場合は件名に[メルマガアドレス変更希望]、
配信停止希望の場合は、[メルマガ配信停止希望]等ご記入の上
ksanpo43@xvb.biglobe.ne.jpへお願いします。

★メールアドレスが2014/1/6より変更になりました。
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独立行政法人 労働者健康福祉機構 熊本産業保健総合支援センター
〒860-0806 熊本市中央区花畑町9-24 住友生命熊本ビル3階
TEL:096-353-5480 FAX:096-359-6506
http://www.kumamoto-sanpo.jp/
E-Mail:ksanpo43@xvb.biglobe.ne.jp <-New
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