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≪熊本産業保健総合支援センター メールマガジン≫ 第141号(令和元年6月4日)

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―――――――――――――≪本号のコンテンツ≫―――――――――――――

◇令和元年度産業保健研修会のご案内(6月・7月分)

◇いろいろなお知らせ
◆研修会・セミナー・説明会
(1)令和元年度「熱中症予防対策シンポジウム」

 ◆当センター及び機構本部からのお知らせ
(1)令和元年度 産業保健関係助成金
(2)産業保健総合支援センターの取り組みについてご紹介します。
(3)サラリーマン金太郎が「治療と仕事の両立支援」に取り組みます!【再掲】
(4)研修教材「これからはじめる職場環境改善〜スタートのための手引〜」を掲載【再掲】
(5)【ストレスチェック制度】高ストレス者に対する面接指導視聴覚教材掲載【再掲】
(6)治療と仕事の両立支援ポータルサイト【再掲】
(7)地域産業保健センターのご案内【再掲】
(8)メンタルヘルス対策教育研修のご案内【再掲】

 ◆労災疾病等医学研究普及サイトのご案内
『生活習慣病』『病職歴調査を活用した研究』について

◇主な行政の動き
【厚生労働省】
(1)労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令及び労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施行について 2019.4.10施行
(2)平成30年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を公表
(3)2019年度「ラベル・SDS活用促進事業」のご案内 
(4)平成30年の労働災害発生状況を公表

◇編集後記

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令和元年度 産業保健研修会のご案内
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https://www.kumamotos.johas.go.jp/session/h31.html

産業保健スタッフ(産業医・保健師・看護師・衛生管理等)のみならず、
労働者・事業主或いは、産業保健に関して興味をお持ちの多くの皆さまの
ご参加をお待ちしてます。

○研修会場:会場の記載がない研修会は
住友生命熊本ビル3階会議室(熊本市中央区花畑町9-24)です。
○参加費:すべて"無料"です。
○お申込み方法:FAX、メール、電話(※)でのお申し込みを受け付けます。

当センター研修会のお申し込みは、以下のいずれかよりお申し込み下さい。
・ホームページ https://www.kumamotos.johas.go.jp/FormMail/session/index.php
・TEL:096-353-5480/FAX:096-359-6506

※電話でのお申し込みの方は、後日申込書(ホームページから[研修会のご案内]
[参加申込フォーム])の送付(送信)をお願いします。

※ (研修会ご参加時の留意事項について)必ずご一読ください。
https://kumamotos.johas.go.jp/documents/caution.pdf

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<<■■■■■令和元年6月の予定■■■■■>>
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日 時:6月4日(火)18:30〜20:30
研修テーマ:粉じん・石綿ばく露防止対策
内 容:じんにさらされる労働者の健康障害を防止するため、設備、作業方法、保護具の使用及び管理などを労働衛生管理の観点から学びます。また、石綿ばく露防止についても事前調査、ばく露防止措置、管理の問題点など紹介します。
講 師:土山洋之
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日 時:6月5日(水)14:00〜16:00
研修テーマ:発達障害の理解と支援(注意欠陥多動性障害編)
内 容:注意欠陥多動性障害(ADHD)への理解と日常での基本的対応について学ぶ。
(※基礎知識の講習であるため、関わりが未経験もしくは多くない方、基礎知識を知っておきたい方を対象)
講 師:平島あや
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日 時:6月7日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:働く人の熱中症予防(生活習慣病対策まで視野に入れて)
内 容:発症メカニズムや危険性のある状況、対策について紹介。それに絡んでメタボなどの生活習慣病対策を考えます。
講 師:野波善郎
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日 時:6月10日(月)14:00〜16:00
研修テーマ:転倒リスク回避のための簡単チェックとその強化法
内 容:「転倒・転落」といった労働災害は、加齢に伴い特に50歳代から増加傾向を示し、それらの回避は重要な課題となっている。また、日常生活においても加齢と共に転倒・骨折リスクが増加し、要介護・寝たきりの原因にもなりかねない。そこで、簡単なセルフチェックや体力チェックを行った後、その強化法(実技)について紹介する。(出来るだけ動きやすい格好でお越しください。)
講 師:宮本裕士
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日 時:6月19日(水)14:00〜16:00
研修テーマ:発達障害の理解と支援(アスペルガー症候群編)
内 容:発達障害(アスペルガー障害)への理解と日常での基本的対応について学ぶ。
(※基礎知識の講習であるため、関わりが未経験もしくは多くない方、基礎知識を知っておきたい方を対象)
講 師:平島あや
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日 時:6月20日(木)14:00〜16:00
研修テーマ:交流分析を活用したメンタルヘルスケア
内 容:エゴグラムを作成し自己理解を深め他者理解につなげ、スムーズな人間関係をめざす
講 師:森田裕子
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日 時:6月24日(月)14:00〜16:00
研修テーマ:化学物質のリスクアセスメント
内 容:・化学物質の危険性と有害性 ・SDSの活用、法改正情報 ・化学物質のリスク低減対策 ・マネジメントシステムの活用
講 師:岩男周二
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日 時:6月27日(木)18:30〜20:30
研修テーマ:ストレスチェック制度の取り組み方(導入編) 実施者向け
内 容:実施者(医師、保健師等)の方々を主な対象として、ストレスチェック制度の概要や、実際の進め方などについて学ぶ研修です。
講 師:宮崎博喜
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日 時:6月28日(金)14:00〜16:00
会 場:熊本労災病院 会議室
研修テーマ:建設現場における熱中症予防、産業保健の取り組み
内 容:日中屋外作業が多い建設業では熱中症の発生率が他業種に比べかなり高い状況であり、建設現場においては熱中症予防対策は例年重要な取り組みです。また、日常的に現場が変化していくなかで、どのように産業保健に積極的に取り組んでいくか一緒に考えてみましょう。
講 師:平島和宏
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<<■■■■■令和元年7月の予定■■■■■>>
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日 時:7月2日(火)14:00〜16:00
研修テーマ:リーダーのための「ラインケアセミナー」
内 容:メンタルヘルス対策のキーパーソンは、管理監督者です。今回のセミナーは「管理職の役割」、「積極的傾聴法の基本」、「部下の不調への気づきと対応」について実習を中心に進めます。各事業所にてラインケアセミナーを企画される際のヒントにもなります。(対象者:管理監督者、事業所担当者)
講 師:尾池千賀子
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日 時:7月9日(火)14:00〜16:00
研修テーマ:労働衛生行政の動向について
内 容:法改正の詳細 熊本県におけるメンタルヘルス対策への取り組み状況
講 師:熊本労働局 健康安全課 担当官
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日 時:7月12日(金)14:00〜16:00
研修テーマ:障害別に見た特徴と雇用上の配慮(精神障害者)
内 容:障害者職業生活相談員資格認定講習 テキストより
講 師:岡田修治
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日 時:7月18日(木)14:00〜16:00
研修テーマ:衛生管理者スキルアップ(化学物質・有機溶剤編)
有害業務管理−化学物質を中心として−
(※衛生管理者以外の方でもご参加できます)
内 容:平成24年に発生した印刷工場の胆管がん、平成27年に発生した膀胱がんなど、過去の問題だと考えられていた化学物質による健康障害は産業衛生従事者に大きな衝撃を与えた。これらの事例をふまえ、厚生労働省は有害化学物質のリスクアセスメントの義務化をすすめた。本研修では、特殊健康診断の現状、あらたに特化則となった化学物質、リスクアセスメントの方法などについて議論したい。
講 師:加藤貴彦
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日 時:7月19日(金)18:30〜20:30
研修テーマ:事業場内メンタルヘルス推進担当者スキルアップ研修
内 容:事業場内メンタルヘルス推進担当者資格取得者を対象としたスキルアップ研修です。
講 師:古海勝彦
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熊本産業保健総合支援センターから『産業保健に関する質問募集』のお知らせ』!
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会社の衛生管理の担当者に選任されたが、衛生管理活動をどう進めたらいいか、
社内でメンタルヘルス対策を進めたいがどう対応したらいいのかわからない等と
いったことでお悩みではありませんか。
当センターでは、メンタルヘルスや健康管理など産業保健に関する様々な問題に
ついて、専門スタッフがご相談に応じ、解決方法を助言します。今お悩みのこと、
疑問に思っていることがありましたら以下のいずれかの方法でご相談下さい。
相談はすべて無料です。相談により知り得た情報等は厳守します。

・ホームページ:https://www.kumamotos.johas.go.jp/FormMail/soudan/index.php
・メール:ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp
・FAX:096-359-6506/TEL:096-353-5480

尚、電話、FAX、メール等ご希望の方法で、必ず回答いたします。
回答先及び回答方法は以下の通りです。

・ご希望回答方法(電話・FAX・メール・郵便)
・住所等
・会社名 
・担当者名
・電話番号
・FAX番号
・メールアドレス
・メルマガ配信希望(メールアドレス)

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いろいろなお知らせ
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◆研修会・セミナー・説明会
(1)令和元年度「熱中症予防対策シンポジウム」
中央労働災害防止協会では、「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の一環として、熱中症の
発生条件や職場での予防対策等に関する最新の知識を広く周知することを目的に、「熱中症予防対策
シンポジウム」を開催されます。

 1 名古屋開催
日時 令和元年6月5日(水) 12時30分〜17時00分
会場 電気文化会館イベントホール(愛知県名古屋市中区栄2−2−5)

 2 東京開催
日時 令和元年6月12日(水) 12時30分〜17時00分
会場 グランパークカンファレンス 401ホール(東京都港区芝浦3丁目4−1)

  https://kumamotos.johas.go.jp/contents/news/20190510135043.html

 

◆ 当センター及び機構本部からのお知らせ

(1)令和元年度 産業保健関係助成金について
令和元年度産業保健関係助成金について、掲載しました。
https://kumamotos.johas.go.jp/contents/news/20190527164206.html

(2)産業保健総合支援センターの取り組みについてご紹介します。
産業保健総合支援センターの取り組みについて紹介動画を作成いたしました。
産業保健総合支援センターを「のんさん」が紹介します!
https://kumamotos.johas.go.jp/contents/news/20190409163000.html

(3)サラリーマン金太郎が「治療と仕事の両立支援」に取り組みます!
もしも「サラリーマン金太郎」が中小企業の社長だったら…
当機構と「サラリーマン金太郎」特別コラボマンガ掲載中
治療と仕事の両立支援について、サラリーマン金太郎が取り組みます!
https://kumamotos.johas.go.jp/contents/news/20190507151835.html

(4)研修教材「これからはじめる職場環境改善〜スタートのための手引〜」
https://kumamotos.johas.go.jp/contents/news/20181206153805.html

(5)【ストレスチェック制度】高ストレス者に対する面接指導視聴覚教材掲載
https://www.kumamotos.johas.go.jp/documents/H30/johas20180514.html

(6)治療と仕事の両立支援ポータルサイト公開
独立行政法人 労働者健康安全機構では、「治療と仕事の両立支援ポー
タルサイト」をこのたび開設しました。支援制度や事例、様式集、法令
制度や全国の研修情報など多種にわたる情報を提供しております。
https://www.kumamotos.johas.go.jp/ryouritsu/ryouritsu_topix.htm

(7)地域産業保健センターのご案内(全て無料です)
https://kumamotos.johas.go.jp/chiiki.htm
・阿蘇地域産業保健センター
Tel 0967-34-1177 Fax 0967-34-1619
・有明地域産業保健センター
Tel 0968-72-3050 Fax 0968-72-3930
・天草地域産業保健センター
Tel 0969-25-1236 Fax 0969-24-4126
・菊池鹿本地域産業保健センター
Tel 0968-23-1210 Fax 0968-23-1211
・熊本地域産業保健センター
Tel 096-366-2711 Fax 096-366-2750
・人吉球磨地域産業保健センター
Tel 0966-22-3059 Fax 0966-22-3059
・八代水俣地域産業保健センター
Tel 0965-39-9531 Fax 0965-39-9532

(8)新入社員や20代の若手職員を対象とした「メンタルヘルス対策教育研修」
新入社員や若手職員など、仕事をしていく上で大きな負荷を抱えやすい若年労働者・
新入社員に対してセルフケアを促進するための教育を無料で支援を実施しております。
https://kumamotos.johas.go.jp/shien/index.html

 

◆労災疾病等医学研究普及サイトのご案内

 『生活習慣病』テーマ(平成30年度開始)
勤労者の過労やストレスが、高血圧などの「生活習慣病」の悪化に影響していると言われています。
たとえば、心筋梗塞などの「心疾患」、脳梗塞などの「脳血管疾患」については、仕事が主な原因と
して発症した場合、脳・心臓疾患(いわゆる「過労死」)の労災認定の対象となります。つまり、勤
労者の過労やストレスと、高血圧等「生活習慣病」発症との因果関係を明らかにすることによって、
過労死の予防等につなげられる可能性があるといえます。
このため、今年7月から、労災疾病等医学研究のテーマの1つとして「生活習慣病」に関する5つ
研究を開始いたしました。
■「生活習慣病」の5つの研究テーマ
現在行っている研究は以下の5つです。いずれの研究も、職業性ストレスや精神的ストレス、長時
間労働等と生活習慣病との関連を明らかにすることにより、脳・心臓疾患の予防につなげることを目
的としています。

 @地域社会における社会的ストレス及び社会関係資本と生活習慣病との関連に関する研究
A孤独死の要因となる動脈硬化疾患の発症・再発に関する研究
B教員の過労死を予防するモデルの構築に関する調査研究
C抑うつ傾向と脳・心臓疾患発症リスクとの関係
D就労者の疲労(ストレス)に対する客観的指標の実用的な応用に関する研究

 詳しい研究内容は、「労災疾病等研究普及サイト」をご覧ください。
http://www.research.johas.go.jp/seikatsu2018/

『病職歴調査を活用した研究』
近年、職場環境や雇用形態の変化によって、アスベストばく露などのいわゆる原因の明らかな職業
病の報告は減りつつありますが、他にも未だ明らかとなっていない職業関連疾病が存在する可能性が
十分にあります。
全国 33 の労災病院グループでは、職業と疾病との関連性を研究するため病職歴調査を行っていま
す。
この病職歴調査データを用いて、特定の職業において特定の疾病が増加していないかなど探索的検
討を行い、労働環境の改善や働き方改革の一助となる研究を行っています。

 病職歴調査について詳しくはこちら
http://www.research.johas.go.jp/bs/index.html

 平成29年度 入院患者病職歴調査基礎解析はこちらから
http://www.research.johas.go.jp/bs/doc/20180910.pdf

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主な行政の動き
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【厚生労働省】
(1)労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令及び労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施行について(2019.4.10施行)
労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令の一部を改正する政令(平成31年政令第149号)及び
労働安全衛生規則の一部を改正する省令(平成31年厚生労働省令第68号)により、労働安全衛生法
(昭和47年法律第57号)第67条第1項に規定する健康管理手帳の交付対象業務に、オルトートルイ
ジン(これをその重量1%を超えて含有する製剤その他の物を含む。)を製造し、又は取り扱う業
務を追加するとともに、当該業務5年以上従事した経験を有することを公布要件とすることとなり
ました。
これらについては、平成31年4月10日より施行となります。

  改正の趣旨、内容等

 第1 労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令
1 改正の趣旨
健康管理手帳制度は、労働安全衛生法(昭和47年法律第57号、以下「安衛法」という。)第67
条第1項の規定に基づき、労働安全衛生法施行令(昭和47年政令第318号。以下「安衛令」とい
う。)第23条各号に掲げるがんその他の重度の健康障害を生じるおそれのある業務に従事してい
た者のうち、労働安全衛生規則(昭和47年労働省令第32号。以下「安衛則」という。)第53条第
1項に規定する一定の要件を満たす者について、離職の際又は離職の後に、国が健康管理手帳を
交付し、健康診断を実施する制度である。
改正政令は、労働基準法施行規則(昭和22年厚生省令第23号)第35条に規定される同規則別表
第一の二に掲げる疾病(業務上の疾病)に、オルト−トルイジンにさらされる業務による膀胱が
んが追加されたこと等を受け、専門家による検討が行われた結果を踏まえ、安衛法第67条第1項
の規定に基づき、健康管理手帳の交付対象業務を拡大するよう、安衛令について所要の改正を行
ったものである。

  2 改正の内容
(1)安衛令の一部改正(改正政令本則関係)
都道府県労働局長による健康管理手帳の交付の対象となる業務に、オルトートルイジン及びオ
ルト−トルイジンを含有する製剤その他の物を製造し、又は取り扱う業務を追加したこと。
(2)施行期日(改正政令附則関係)
改正政令は、公布の日から施行することとしたこと。

 第2 労働安全衛生規則の一部を改正する省令
1 改正の趣旨
改正政令の施行に伴い、第1の2(1)の業務に従事していた者のうち、係る健康管理手帳の
交付の対象となる者の要件を定める等の所要の改正を行ったものである。
2 改正の内容
(1) 安衛則の一部改正(改正省令本則関係)
健康管理手帳の交付の対象となる者の要件として、第1の2(1)の義務に5年以上従事し
た経験を有することと規定したこと。
(2) 施行期日(改正省令附則関係)
改正省令は、公布の日から施行することとしたこと。
また、改正省令による改正前の様式による用紙は、当分の間、これを取り繕って使用すること
ができることとしたこと。

 「労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令案要綱及び労働安全衛生規則の一部を改正する省令
案要綱」の諮問と答申【厚生労働省】
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04029.html

https://kumamotos.johas.go.jp/contents/news/20190517082954.html

 
(2)平成30年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」確定値を公表

 〜死亡者数、死傷者数ともに前年の倍に〜

  厚生労働省では、平成30年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を取
りまとめられ、公表されました。
平成30年における職場での熱中症*1による死亡者数は28人と、平成29年と比べて2倍となりまし
た。死傷者数(死亡者数と休業4日以上の業務上疾病者数を加えた数)は、1,178人と前年の2倍
を超えました。熱中症による年間の死傷者数は、禁煙400〜500人台でしたが、1,000人を超えたの
は、過去10年間で最多となっています。
死亡者数を業種別にみると、建設業が10人と前年同様最も多いのですが、前年死亡者のいなかっ
た製造業で5人、運送業で4人発生しています。特に屋内作業での増加が目立っています。死傷者
数では、警備業が前年のほぼ3倍、製造業、運送業が前年のほぼ2倍となっています。
熱中症で死亡した28人の状況をみると、WBGT値*2(暑さ指数)が、基準値を超えて熱中症の発生
リスクが高まっていたと推測されます。中でも、作業環境の正確な把握や作業計画の変更を行わな
かったと考えられる事例や、重篤な熱中症の兆候が見られた労働者の救急搬送が遅れた事例、日ご
ろから健康診断や体調把握などの事業場における健康管理を適切に実施していない事例などが見ら
れます。

  これから、夏にかけて気温や温度が上昇し、WBGT値も大きく上昇が見込まれます。それぞれの事
業場において、熱中症のリスクを過小評価することなく、WBGT値の測定などにより客観的な指標を
用いて作業環境を把握したり、労働者の身体に大きな負担をかけないような作業計画、作業指示を
行ってください。

 *1熱中症とは
高温多湿な環境下において、体内の水分と塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内
の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称。めまい・失神、筋肉痛・筋肉の硬直、大量
の発汗、頭痛・気分の不快・]吐き気・嘔吐(おうと)・倦怠(けんたい)感・虚脱感、意識障害
・痙攣(けいれん)・手足の運動障害、高体温などの症状が現れる。

 *2WBGT値とは
気温に加え、湿度、風速、輻射(放射)熱を考慮した暑熱環境によるストレスの評価を行う暑さ
の指数。

 https://kumamotos.johas.go.jp/contents/news/20190520125149.html


(3)2019年度「ラベル・SDS活用促進事業」のご案内

  平成28年6月1日より改正労働安全衛生法が施行され、それにともない、労働災害を防止する
ために一定の危険有害性のある化学物質の取り扱いに対して、リスクアセスメントの実施や、譲
渡提供時に容器へのラベル表示の義務化されました。
そのため、対応にお困りの各事業者や担当者の皆様から無料電話相談、各事業場への訪問支援
を厚生労働省委託事業として下記リンク先のとおり実施されております。


1.化学物質管理の無料相談窓口のご案内
https://www.technohill.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019_TELleaf.pdf

 2.「化学物質のリスクアセスメント」訪問支援のご案内
https://www.technohill.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019_houmonleaf.pdf

事業についてのご案内
テクノヒル(株)ホームページ
http://www.technohill.co.jp/

(4)平成30年の労働災害発生状況を公表
〜死亡者数は過去最少も、休業4日以上の死傷者数は3年連続で増加〜
平成30年の労働災害による死亡者数は909人(対前年比7.1%減)であり、過去最少となりました。
一方、休業4日以上の死傷者数は127,329人(対前年比5.7%増)と3年連続で増加しました。

https://kumamotos.johas.go.jp/contents/news/20190524120726.html

 

    編集後記
――――――――――――――――――
5月の時点で、既に北海道でも30℃近くの気温が観測されたと報道で知り、このままいけば夏季は
どうなるものか、想像しただけでも暑さを感じてうだってしまいます。
さて、暑さと言えばやっぱり心配であるのが「熱中症」。昨年、平成30年中の「職場における熱中
症による死傷災害の発生状況」が公表されております。
死亡者数、死傷者数ともに前年の倍となる発生状況であり、今年も昨年と同様に暑い日が訪れる可
能性が高く充分な予防対策が必要となります。
当センターでも、6月7日(金)には「働く人の熱中症予防(生活習慣病対策まで視野に入れて)」
6月28日(金)には「建設現場における熱中症予防、産業保健の取り組み」をテーマに研修を開催い
たしますので、ぜひご参加ください。
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●次回の第142号は令和元年7月1日に配信予定です。

編集内容等に関するご意見・お問合せなどをお寄せください。
またメールアドレスの変更の場合は件名に[メルマガアドレス変更希望]、
配信停止希望の場合は、[メルマガ配信停止希望]等ご記入の上
ksanpo43@kumamotos.johas.go.jpへお願いします。
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独立行政法人 労働者健康安全機構 熊本産業保健総合支援センター
〒860-0806 熊本市中央区花畑町9-24 住友生命熊本ビル3階
TEL:096-353-5480 FAX:096-359-6506
https://www.kumamotos.johas.go.jp/
E-Mail:ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp
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