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2009 / 2 / 2
≪熊本産業保健推進センターメールマガジン≫
第17号
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トピックス
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1 小規模事業場産業保健活動支援促進助成金のお知らせ
平成21年度助成金の受付を始めました!
受付期間は、2月1日から5月末までです。
この助成金制度は、「産業医共同選任事業」というもので、労働者50人未満の小規
模事業場の事業者が他の事業者と共同して産業医を選任・契約し、職場巡視、健康
診断の結果に基づく保健指導、長時間労働者への面接指導等の産業保健活動を
実施した場合、その費用の一部を助成する制度です。
この助成金制度は、平成20年の4月から改正され、単独の事業場でも申請が可能
になり、労働数に関わらず活動1回あたりの助成金が定額となりました。
助成金の概要は、次のとおりです。
@ 支給額は、1回あたり21,500円とし、1年度あたり4回が上限です。
1年度あたりの上限額は、86,000円です。
A 産業医は、当センターよりご紹介します。
B 産業医と委託契約を締結後に産業保健活動を実施していただき、1年間の活動
実績に応じ助成金をお支払いします。
C 助成期間は3年間です。
この助成金について、詳しくお知りになりたい方は、当センターまでお問い合わせください。
要望があれば、事業場までお伺いしてご説明させていただきます。
2 熊本県の労働災害発生状況について
県内の平成20年の労働災害による死亡者数は、前年に比べ7人(前年比39%)
増加し25人となりました。
100年に一度といわれる金融恐慌の中、昨年末からの景気悪化による安全関連予算
の削減や人員削減に伴う安全管理体制の崩壊等により、労働者の安全と健康が脅か
されています。労働者の安全と健康はかけがえのないものであり、労働者本人にとっ
てはもちろんのこと、家族、事業場、産業界、そして国全体にとっても最大限尊重すべ
きであるという「安全第一」の理念を再度確認し、労働災害の撲滅に労使一体となって
取り組んでください。
平成20年の死亡災害の詳細については、当センターホームページ『トピックス』
(掲載日:2009.1.15 木)をご覧ください。
http://www.kumamoto-sanpo.jp/
また、下記の安全衛生情報センターホームページより、全国の労働災害発生状況が
確認できます。
http://www.jaish.gr.jp/information/sokuhou.html
3 ニッケル化合物・砒素及びその化合物にかかる規制の導入、燻蒸作業に係る措置
へのホルムアルデヒドの追加等について
ニッケル化合物(ニッケルカルボニルを除き、粉状の物に限る)並びに砒素及びその化
合物(アルシン及び砒化ガリウムを除く)にかかる労働者の健康障害防止対策を強化
すること、また、燻蒸作業に係る措置の対象物質としてホルムアルデヒドを追加すること
等を目的として、「労働安全衛生法施行令等の一部を改正する政令」(平成20年政令第
349号)及び「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令」(平成20年厚生労働省令第
158号)が平成20年11月12日に公布され、「労働安全衛生法施行令」、「労働安全衛生
規則」、「特定化学物質障害予防規則」及び「作業環境測定法施行規則」の一部が改正
されました。
これら改正政省令は、平成21年4月1日 から施行されますが、作業主任者の選任等一
部の規定については、施行後も一定期間猶予されています。
詳細については、下記の厚生労働省ホームページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei20/index.html
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新着DVD情報
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【DVD】
NHKスペシャル シリーズ最強ウイルス
調査報告 新型インフルエンザの恐怖 (53分) 発行:NHKエンタープライズ
新型インフルエンザの大流行の危機が刻々と近づいている。厚生労働省では日本
で最悪64万人もの死者を想定しており、更に深刻な死者数を予想する専門かもいる。
危険はどこまで迫っているのか、その時、どんなことが起こりえるのかを詳細に取材。
ひとたび出現すれば、瞬く間に感染は広がり、医療機関、交通機関、食料供給など社会
システムが大混乱に陥る危険性が指摘されている。国内外の対策をチェックし、日本の
残された課題や、とるべき道を指示する。 2008年1月13日放送
※上映不可・個人での視聴に限り貸出します。
整理番号[5‐194] バーコードナンバー[2100802]
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研修・セミナー案内
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○熊本産業保健推進センターの研修会○
於:熊本産業保健推進センター会議室 14:00〜16:00
▼02月23日(月)の島村談員の研修会(48)は定員に達しました《受付終了》
▼02月26日(木)の廣瀬談員の研修会(50)は定員に達しました《受付終了》
▼03月26日(木)の廣瀬談員の研修会(54)は定員に達しました《受付終了》
【今月】
☆2月6日(金) 『保健指導の方法と評価』「※注 14:30〜16:30」
小柳 敦子 相談員
ポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチそれぞ
れにシンプルな仕組みをつくり評価する方法を皆で考えてい
きます。
☆2月 18日(水) 『うつ病について』
岡田 修治 相談員
日本の現状と受診までの研修を行います。
☆2月25日(水) 『リスクアセスメントについて』
藤田 泰生 相談員
労働安全衛生マネジメントシステムを構築する上で重要な役割
をするリスクアセスメントのやり方についての研修を行います。
【来月】
☆3月 3 日(火) 『作業環境測定・評価とその報告書の見方』
山口 浩一 相談員
報告書をお持ちの方は持参して下さい。
☆3月16日(月) 『三次予防としてのメンタルヘルス対策』
古賀 幹浩 相談員
復職支援対策を中心に研修を行います。
☆3月18日(水) 『うつ病の症状と治療』
岡田 修治 相談員
一般内科うつ啓発スライドよりの研修を行います。
▲研修会の定員は各18名です。お申し込みはお早めに。
研修会の詳細・お申込はhttp://www.kumamoto-sanpo.jp/session/index.html
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産業医研修会のお知らせ
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平成20年度産業医リフレッシャー研修会の開催について【熊本県医師会】
平成21 年2 月25 日(水)午後6 時〜午後9 時
http://www.kumamoto-sanpo.jp/documents/210225kensyu.pdf
平成20年度産業医特定科目専門研修会の開催について【熊本県医師会】
平成21 年3 月5 日(木)午後6 時30 分〜午後9 時30 分
http://www.kumamoto-sanpo.jp/documents/210305kensyu.pdf
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相談員のひとりごと 基幹相談員 小柳 敦子(産業医学担当)
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最近思うこと
人が幸せや生きがいを感じるのはどんな時でしょう?
人によって様々でしょうが、家族と団欒している時をあげる老人が最も多いと以前
読んだ何かの本に書いてありました。
当時の老人が若いころは家族の団欒があったのでしょう。
そういえば、私が子供の頃、夕食時間が一番楽しい話で盛り上がりました。その日
学校であったこと、近所での出来事など話題はいくらでもありました。
今でもその頃の食卓を囲む家族の笑い声が聞こえてきます。
最近は、食事時間にテレビが中心になり、好みのタレントの話や、遠くの不幸な
ニュースなど話題が身近なものから遠のいたように感じます。
世界のニュースがその日のうちに届けられるのですから、当たり前といえば
それだけでしょうが、私は家族の団欒の密度が薄くなったように感じます。
○○会などと称してご馳走を食べても、話題は料理の話ばかり、おいしいか・見栄え
がどうか・味はどうか、材料はなにかなど、もっと他に話すことはないのかいささかう
んざりすることもあります。
一方気の会った人同士でのおしゃべりは楽しく、ご馳走などなくても心が満足します。
現在あなたにとって幸せな時間はどんな時ですか?と質問をされたらどうしましょう。
私は時間管理されない世界へちょっとばかり行きたいと思いますので
目的のない旅にふらりと出かける時、または何の予定もない休暇をとり草原の風に吹
かれのんびりしている時などを想像します。
実際のところは、我が家の庭で、草花をめでながらいっぱいの紅茶をゆっくり飲みたい
というのが実現可能な小さな幸せタイムのようです。
働くということは、@目標が持てる、A報告・連絡・相談ができる、B時間管理ができる
という最低この3つの能力が必要と言われています。
私が求めているのは、時間管理されている日常からたまには離れて自分の時間が欲し
いということ?
日本にも老後の社会保障があり、それぞれの生活に合わせた多様な働き方(正規社員
における半日勤務体制やもっと自由度が高い勤務体制など)ができ、それに休暇が好き
な時に取れるといったような、何らかの形で皆社会参加できる日の到来を待ちわびてい
るこの頃です。
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編集後記
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早いもので平成21年も1ヶ月が過ぎました。来年度の予定(研修会の日程や予算)を
作ってるうちに1月〜3月はあっという間に過ぎているように毎年感じます。
さて、当センターでは、現在、来年度に実施する研修の「テーマ」や「研修内容」を取り
まとめております。つきましては皆様方がこんな研修をしてほしいといったご希望がご
ざいましたら遠慮なくお聞かせいただけないでしょうか。ご希望の全てを取り入れるこ
とは出来ないかとは思いますが、参考とさせていただきますのでよろしくお願いします。
(↓のページより送信お願いします)
http://www.kumamoto-sanpo.jp/FormMail/enquete/FormMail.html
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次回の第18号は3月2日(月)配信予定です。
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