差出人: 熊本産業保健推進センター [sanpo43@mvd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2010年1月5日火曜日 15:09
件名: 熊本産業保健推進センターメールマガジン第28号の再配信

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2010 / 1 / 5
≪熊本産業保健推進センターメールマガジン≫
第28号
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
新年のご挨拶
熊本産業保健推進センター
所長 北 野 邦 俊

 新年を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
昨春以降、わが国でも新型インフルエンザが猛威をふるい、未だ沈静化しておりませんが、世界的にみますと日本の対応は適確であると評価されているようです。
昨年9月に民主党が政権をとり鳩山内閣が発足し、鳩山首相は「日本に暮らすすべての人々が誇りを持って生活を送れる新しい国家を創るべく提言していきたい」と強い意欲を示しました。
しかし、長期にわたる医療費抑制政策により、地域医療は崩壊しつつあります。また、慢性的な医師不足、加えて医師の地域偏在、診療科の偏在により救急医療、産科医療の応需体制も崩れ、国民は安心安全な生活を奪われつつあります。
労働者を取り巻く状況を見ますと、メンタルヘルス不調については仕事や職業生活に強い不安・ストレスを感じている労働者の割合が約6割を占めるとともに、精神障害等に係る労災受給者が年々増加傾向にあり、自殺者数も平成20年は9000人に達しております。
このような状況の中、平成17年に「熊本産業保健こころの健康アドバイザー制度」を創設し、熊本県下の30数ヶ所の精神科病院・診療所のご協力をいただき、労働者とその家族、経営者、労務担当者のこころの病の相談に無料で応じておりますが、利用状況は必ずしも多くないようです。大いに活用していただければと思っております。
過重労働による健康障害についても増加傾向にあり、定期健康診断の有所見率が年々増加の傾向にあります。
また、このような労働者の健康問題の多様化、深刻化とともに、経済状況の悪化等が事業場における職場の健康確保対策の取り組みに悪影響を及ぼし、労働者の健康を取り巻く状況が今後厳しさを増すのではないかと懸念されております。
熊本産業保健推進センターは、平成6年に開設され15年が経過しました。産業保健スタッフを対象とした産業保健研修、事業主セミナー、研修会への講師斡旋、産業保健に関する相談・情報提供など積極的に展開しておりますので、大いに活用していただきたいと思っています。
また、助成金事業として、小規模事業場の事業主が共同して産業医の要件を備えた医師と産業医契約を結び、従業員の健康管理など産業保健サービスを受ける場合にその費用の一部を助成する「小規模事業場産業保健活動促進助成金」(通称「産業医共同選任事業」)、深夜業に従事する労働者の方が自己の健康に不安を感じ次回の定期健康診断を待てない場合に、自ら受診した健康診断費用の一部を助成する「自発的健康診断受診支援助成金」がありますので、ご利用いただきますようお願い申し上げます。
当センターとしましては、産業保健活動を支援するため熊本労働局、各地域産業保健センター、県医師会ならびに関係機関と連携を図りながら各種事業を展開していく所存でございますので、これまで以上にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様方のますますのご清栄を祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
重要なお知らせ
――――――――――――――――――――――――――――――――――
●ビデオ・DVDの貸出し事業の廃止について●
「ビデオ・DVDの貸出」につきましては、諸般の事情により、今後は廃止させていただくこととなりました。
利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
なお、当センター内の視聴コーナーにおける視聴につきましては、これまでどおりご利用いただくことが可能です。また、図書及び機器(研修会での使用のみ)の貸出については、従来と変更がありませんので、今後ともご利用をお待ちしております。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
トピックス
――――――――――――――――――――――――――――――――――
1 「製造業における派遣労働者に係る安全衛生管理マニュアル」について
今般、厚生労働省より上記マニュアルが公表されました。
近年、わが国の就業形態は多様化が著しく、中でも製造業務に従事する派遣労働者が年々増加の傾向にあります。
それに伴って、派遣労働者の労働災害が多く発生しており、製造業がその約65%を占めています。製造業務に派遣された労働者は、他の業務に比べ、危険有害要因が潜在する職場で就労することが少なくないため、派遣元・派遣先の事業者は、それぞれの責任に応じて安全衛生管理体制の整備、安全衛生管理活動、安全衛生教育や健康診断の実施、機械等の安全措置などの労働安全衛生法上の措置を徹底する必要があります。
本マニュアルでは、派遣労働者の安全衛生管理や安全衛生教育などに関し、派遣元・派遣先の事業者が実施すべき具体的な取組み事例も紹介しています。
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/091130-1.html

2 規格を具備していない防じんマスクの回収の指示について
新たに規格を具備していない防じんマスクが厚生労働省より報告され、製造又は輸入し販売している各社に対して回収が指示されました。
当該呼吸用保護具を有害な作業環境において使用した場合、健康障害を引き起こす可能性もありますので、確認をお願いします。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000038ey.html

3 平成21年度センター業務実績について
当センターでは、事業場の産業保健水準の向上を目的として、相談への対応や研修会の開催、図書・機器の貸し出しなどを行っています。
本年度、11月まで皆様にご利用いただいた実績は以下のとおりです。
本年も皆様にご満足いただけるよう努力してまいりますので、引き続き当センターをご利用いただきますようお願いいたします。
【窓口相談】
相談件数  146件
内  訳  @来所 44、A電話 77、BFAX・メール 25
相談内容  @メンタルヘルス 70、A健康管理 36、B関係法令 19、
C作業環境 8、Dその他 13
【研修会】
開催件数 39回、参加者数 328人、1回あたりの参加者数 8.4人
【貸 出】
貸出件数  @図書 73、A機器等 38
【ホームページアクセス】
件  数  29,750件
【研修支援】
講師派遣・斡旋件数 23件
支援内容  @メンタルヘルス対策 19、Aメタボリックシンドローム 2、
Bインフルエンザ対策 1、Cマネジメントシステム 1

――――――――――――――――――――――――――――――――――
相談員のひとりごと  基幹相談員 古賀 幹浩(メンタルヘルス担当)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
4回目の年男を迎えての独り言

 私事ですが、いつの間にか今年で4回目の年男を迎えてしまいました。体力の衰えから“老い”を感じる場面が多くなったせいか、気がついてみると、最近は何かにつけて “自分の人生”について考える機会が増えてきたようです。何となく生きてきた過去を振り返り、ふと、「もう人生の折り返し点を過ぎてしまっているんだなあ‥」「自分の老後はいったいどんなるんだろう‥」「このままでいいのかなあ‥」「自分はこれからどうしたいんだろう‥」などと漠然とですが“将来”を考えてしまうのです。
そんな折、先日に放送されていた『死ぬ時に後悔すること25』といったテレビ番組に目を引かれ、見終わった後には色々と考えさせられました。
いわゆるホスピスで、終末期医療に携わっておられる大津秀一医師が執筆された同タイトルの著書を元にした番組でした。緩和医療医として、主に癌の末期の患者さん約千人の最後を見届けられ、『死』を覚悟した患者さん一人ひとりが口にされた、自分の人生を振り返っての“後悔”を生の声として受け止めてこられたものでした。
ご覧になった方々もいるとは思いますが、人は人生の最後にいったいどのような“後悔”をするのか、触りだけ箇条書きにしてご紹介してみます。

健康・医療編
1.健康を大切にしなかったこと
2.タバコを止めなかったこと
3.生前の意思を示さなかったこと
4.治療の意味を見失ってしまったこと
心理編
5.自分のやりたいことをやらなかったこと
6.夢を叶えられなかったこと
7.悪事に手を染めたこと
8.感情に振り回された一生を過ごしたこと
9.他人に優しくなかったこと
10.自分が一番と信じて疑わなかったこと
社会・生活編
11.遺産をどうするかを決めなかったこと
12.自分の葬儀を考えなかったこと
13.故郷に帰らなかったこと
14.美味しいものを食べておかなかったこと
15.仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
16.行きたい場所に旅行しなかったこと
人間編
17.会いたい人に会っておかなかったこと
18.記憶に残る恋愛をしなかったこと
19.結婚しなかったこと
20.子供を育てなかったこと
21.子供を結婚させなかったこと
宗教・哲学編
22.自分の生きた証を残さなかったこと
23.生と死の問題を乗り越えられなかったこと
24.神仏の教えを知らなかったこと
最終編
25.愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと

 具体的な内容までは都合上お伝えできないのですが、人は最後を迎える時に少なからず「?しておけばよかった」「?しなければよかった」等と思い返して悔いるものなんだろうと胸に沁みました。人は必要以上に我慢しすぎたり、先延ばししてみたり、“できなかったこと”に何かと理由づけして自分自身を納得させてその場をやり過ごしてしまいがちです。しかし、本当に“やっておきたいこと”を見失わないこと、その幾つかでもその時に実現させる努力が、少しでも悔いない人生を送るために大切なことなのでしょう。
私自身も医療従事者として患者さんの最後に立ち会う場面や、身近な人の悲しい死を通して、自分なりに“死生観”や“人生観”を考えてきました。しかし、あまり自分自身の生き様まで深く考えることはなかったように思います。
“後悔”の全くない人生を送る人は唯の一人もいないでしょうが、少しでも悔いのない人生を送りたいと願うのは私だけではないでしょう。
何時やってくるか分からないが必ず『死』は訪れるもの、残された人生には限りがあるということをあらためて認識させられ、これからの余生を「どのような生き方をしていくのか?どのように生きていきたいか?」といった自問自答をしている自分にとって大きな気づきを授けてくれた気がします。
仕事とは、「生業」ともいいますように、単なる生活する収入を得るためだけの社会活動ではなく、人生にとって大きな意味や結果をもたらすものであることは間違いないでしょうし、“働き方”が大きく左右すると思います。人生の中で職業人としての時間が大半を占めており、「ワークライフ」の有り様が「ライフワーク」に大きな影響を与えます。しかし、「ワーク=ライフ」ではないという気づきが、リタイアした後も含めて余生をどのように過ごしていくかというヒントを与えてくれるような気がします。勿論、生涯現役にこしたことはないのでしょうが、それを叶えられる恵まれた人はごく一握りだと思います。
リタイア後の悔いのない生き方に繋げるために、職業人としての“働き方”だけではなく、一個人としての“生き方”を考えていくことが大切ではないのか‥などと小難しく考えている今日この頃です
「社会人」として、「職業人」として、「一個人」として、「?しておけばよかった」と後悔しないよう、限られた時間を大切にして生きていければと‥年男という節目にヒシヒシと感じています。
皆さん一人ひとりにとって、自分の人生の最後を迎えた時に少しでも後悔しないためにやっておきたいこととは一体なんなのでしょうか?

――――――――――――――――――――――――――――――――――
研修・セミナー案内
――――――――――――――――――――――――――――――――――
場 所:熊本産業保健推進センター会議室(熊本市花畑町1-7 MY熊本ビル8階)
時 間:14:00〜16:00(異なる場合は、「※注」を記載)
参加費:無料
※契約駐車場の無料券の配布は、21年3月で廃止いたしましたので、来所の際は、
公共交通機関等をご利用下さい。
【今月】
☆1月13日(水) 『事例検討(U)』 〜カウンセリング等〜 廣P 靖子 相談員
(対応に困っている事例があれば、ご持参ください。)
☆1月15日(金) 『健康診断後の事後処置について』 〜症例検討会〜 
※注 14:30〜16:30     小柳 敦子 相談員
糖尿病、高血圧、メンタル疾患、特定疾患などを対象に健診後
のフォローをいかに実施していくかを検討します。
☆1月18日(水) 『安全衛生年間計画の作成について』   藤田 泰生 相談員
労働安全衛生マネジメントシステムに基づく安全衛生年間計画
の立て方の演習を行います。
☆1月25日(月) 『特定化学物質に関する作業環境管理』  山口 浩一 相談員
特定化学物質の物性、有害性、測定等について(実際に測定を
行います。)
【来月】
☆2月16日(火) 『雇入れ時の労働衛生教育』〜新入生教育〜島村 佳子 相談員
実施内容とカリキュラムの作り方を学びます
☆ 2月17日(水) 『うつ病について』          岡田 修治 相談員
治療について専門的な内容を含めて(「JPNDEうつ病啓発スラド
」より)研修を行います。
※当センター研修会の申込みは、こちら ↓   http://www.kumamoto-sanpo.jp/session/index.html

〜その他の研修会ご案内〜
☆☆ 「平成21年度産業医特定科目専門研修会」 ☆☆
基礎研修(後期3単位)・生涯研修(専門3単位)(日本医師会生涯教育講座5単位)
1.開催日時  平成22年1月 21日(木)(18時00分〜21時00分)
2.開催場所  熊本県民交流館パレア 「パレアホール」
熊本市手取本町8番13号くまもとテトリアビル10階
(TEL096−355−4300)
3.主  催  熊本県医師会、熊本産業保健推進センター
4.講  師 熊本大学大学院医学薬学研究部 
脳機能病態学教授 池田 学 先生
5.参 加 料  医師会員は無料
申込み等詳細については、コチラへ  ↓   http://www.kumamoto.med.or.jp/cts04_kouenkai/220121sanngyouikensyuukai.pdf

☆☆「メンタルヘルス対策及び過重労働による健康障害防止対策に係る研修会」☆☆
産業医等の医師(産業医等の労働者の健康管理、面接指導等に携わる医師)が、事業者に対してメンタルヘルス対策及び過重労働対策を助言指導するに当たっての資質向上を図るための研修会です。 (厚生労働省委託事業)
1.開催日時  平成22年1月 23 日(土)(13時00分〜17時00分)
2.開催場所  熊本国際交流会館4階(第3会議室)
熊本市花畑町4番8号 (TEL096−359−2020)
3.参加対象者 産業医等労働者の健康管理、面接指導等に携わる医師のみなさま方
4.講 師 (医)佐藤会 弓削病院 診療部長 岡田 修治 先生
ソニーセミコンダクタ九州梶@専属産業医 小柳 敦子 先生
5.定 員 70名(定員になり次第締め切らせていただきます。)
6.参 加 料  無 料
※日本医師会「認定産業医」基礎後期研修3.5単位、または生涯更新研修3.5単
位が取得できます。
申込み等詳細については、コチラへ ↓
http://www.kumamoto-sanpo.jp/documents/sangyouitou.pdf

☆☆「精神科医等に対する産業保健に関する研修会」(厚生労働省委託事業)☆☆
精神科医等の医師が事業場からのメンタルヘルスに関する相談等に適切に対応することが出来るよう資質の向上を図るための研修会です。
1.開催日時  平成22年1月 23 日(土)(16時00分〜19時20分)
2.開催場所  熊本国際交流会館3階(研修室1)
熊本市花畑町4番8号 (TEL096−359−2020)
3.参加対象者  精神科医等のみなさま方
4.講 師 熊本大学大学院医学薬学研究部    助教  皆本 景子 先生
元熊本大学大学院医学薬学研究部教授 
熊本大学 名誉教授  上田 厚 先生
5.定 員  15名(定員になり次第締め切らせていただきます。)
6.参 加 料  無 料
※日本医師会「認定産業医」基礎後期研修3単位、または生涯専門研修3単位が取
得できます。
申込み等詳細については、コチラへ  ↓
http://www.kumamoto-sanpo.jp/documents/seisinkaitou.pdf

――――――――――――――――――――――――――――――――――
相談事例
――――――――――――――――――――――――――――――――――
熊本産業保健推進センターでは、産業医、衛生管理者、産業保健師等産業保健業務に従事されている方々に対し、産業保健業務に関する相談業務を行っています。
そのため、当センターでは、産業保健相談員を配置し、皆様からのご相談に対応しております。 費用は無料ですので、お気軽にご相談ください。
参考までに、過去の相談事例をご紹介します。
【メンタルヘルス編】
○社員が気分不安定となったことから、1週間の休職を勧告し休ませたが、その後も  気分がすぐれないとの理由で休んでいる。精神科の受診を直接勧告すべきか。
○管理監督者のメンタルヘルス教育は、どのように取り組めばいいのか。
○メンタルヘルス教育の一環としてストレス調査を検討しているが、初めての調査な ので実施に当たり注意すべき点を教えて欲しい。
○社員が、ストレス障害と診断され自宅療養と復職を繰り返し、現在復職中。主治医からは復職可能の診断書が出ているが、内容に疑問がある。どのように対応すればよいか。
○職場にうつの社員が増え、対応に苦慮している。メンタルヘルス対策を進めるに当たって、何から手を付ければよいのか。
○一年間休職後の復職者の受け入れ方について。気を付ける事があるのか。
○社員自身は認識していないが、1年を通じて良い時と悪い時の波がある。どのようなタイミングで声を掛けたらいいのか。
○メンタルヘルス、職場復帰支援に関するマニュアルを社内で準備中であるが、何か資料はないか。
○社員で最近元気がない者がいる。この社員に対しどのような介入が必要か。また、その際注意すべき点は何か。
○1年間精神疾患で休職していたが、最近主治医から診断書が届き、リハビリ出勤で様子を見たいとのこと。会社の現状ではリハビリ出勤は困難であり、今後どのような復職フォローをすればよいか。双方がうまく納まる解決策はあるか。
○職場の人間関係が原因で出社できなくなった者がいる。産業医に相談したが、専門外と言われフォローがうまくいかない。
○うつの労働者に対する対処の仕方、復職時の注意点を教えて欲しい。
【産業医学、関係法令編】
○契約産業医の職場巡視が実施されにくいが、どのようにすれば巡視が可能になるか。
○気温と熱中病の関係について教えて欲しい。
○福岡の本社では、長時間労働者への産業医の面接指導を実施している。熊本にも1 0名に満たない事業所があるが面接指導はどうしたらよいか。
産業医は熊本までは行けない。労働者も福岡まで来る時間が無い。
○深夜業に従事する労働者の健康診断を半年に1回行っているが、検査項目の省略はどんな基準となっているのか。
○職場の喫煙対策について教えて欲しい。
○監督署への届出、報告について知りたい
○事業所の安全衛生管理体制は、どのように作っていけばいいのか。
○安全管理者、衛生管理者について、職務を行わせるためにはどのような権限を与える必要があるか。
○派遣労働者を使用して事業を行っているが、衛生管理者や産業医の選任の条件である常時使用する労働者数50人以上の中に派遣労働者は入るのか。
どんな相談でもかまいませんので、ご利用ください。メールでのご相談もお受けしております。
電話 096−353−5480  FAX 096−359−6506
E-mail sanpo43@mvd.biglobe.ne.jp

――――――――――――――――――――――――――――――――――
新着情報
――――――――――――――――――――――――――――――――――
【書 籍】
= 分類01 全般 =
[01-395] 使える!健康教育労働衛生教育(スライド用CD付き)
[0100557] 産業医科大学 産業医実務研修センター編 日本労務研究会出版 B5版228頁
○本書は、健康教育・労働衛生教育で取り上げるべき35テーマについて、本文でポイント解説をするとともに、参照スライドをCD-ROMに収録しています。スライドデータは利用者が自由にカスタマイズできるようになっています。産業保健スタッフにお役立ちの書。

= 分類02 関係法令=
[02-126] 労働安全衛生規則実務便覧 改訂10版
[0200334]  労働調査会 A6版696頁
○平成21年6月1日現在の労働安全規則の全条文を収録。巻末には、「届出・申請手続き早わかり」を掲載。

[02-127] 労働安全衛生法実務便覧 改訂11版
[0200335]  労働調査会 A6版570頁
○平成21年6月1日現在の労働安全衛生法、同施行令の全条文を収録。巻末には「法・施行令の重要事項一覧」を掲載。

[02-128]  ここが変わった! 改正労働基準法
[0200336]  (社)全国労働基準関係団体連合会
○平成22年4月より施行される労働基準法の改正点について、その全体像とポイント解説に加え、関連する労使関係・就業規則の規程例や、今後企業が進めていくべき取り組みについて分かり易く解説した一冊です。

[02-127] プロに聞く職場のうつメンタルヘルス対策 〜社労士・産業医・精神科医による実務指導〜
[0200335]  労働調査会 A5版 150頁
○本書では、休職から復職までの具体的な方法、対応策などを社労士・産業医・精神科医のそれぞれの専門的立場から実務に沿った形で解説し、職場環境づくりなどについても照会されています。

――――――――――――――――――――――――――――――――――
編集後記
――――――――――――――――――――――――――――――――――
皆様、新年 明けましておめでとうございます。本年もご愛顧いただきますようお願い申し上げます。
昨年は、世相を反映した言葉を選ぶ毎年恒例の「新語・流行語大賞」では真夏の衆院選で民主党が圧勝し、鳩山政権が誕生した「政権交代」が大賞に選ばれました。しかし、交代後の景気もまだまだ落ち着かず、政権交代後については、善し悪し両論が飛び交っております。また、有権者の関心を集めた行政刷新会議の事業仕分けも話題になりました。その他、子ども手当、高校無償化、高速道路無料化、暫定税率廃止etc、毎日紙面を賑わしています。少なくとも政治経済が国民に身近な話題となったことは確かです。とにかく、一刻も早く効果的な景気対策を実行して欲しいと願うばかりです。そして、何よりも皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
本年もメールマガジン、ホームページが情報の発信源となり皆様のお役に立てるように、努力して参りますので、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
次回の第29号は2月1日(月)配信予定です。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
編集内容等に関するご意見・お問合せなどをお寄せください。
またメールアドレスの変更の場合は件名に「メルマガアドレス変更希望」、
配信停止希望の場合は、「メルマガ配信停止希望」等ご記入の上、
mailto:sanpo43@mvd.biglobe.ne.jp までお願いします。

************************************************************************
**** 労働者健康福祉機構  熊本産業保健推進センター        ****
**** 〒860-0806 熊本市花畑町1−7 MY熊本ビル8階     ****
**** TEL:096-353-5480 FAX:096-359-6506 ****
**** http://www.kumamoto-sanpo.jp/ ****
**** mailto:sanpo43@mvd.biglobe.ne.jp ****
************************************************************************