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2007/12/03
≪熊本産業保健推進センターメールマガジン≫
第3号
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トピックス
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@アスベスト対策総合研修会の開催のご案内
アスベストに関する一般的知識、アスベストばく露歴の把握方法、関連疾患の
診断及びマスクの使用方法などに係る総合的な研修を開催します。
1.開催日時 平成19年12月13日(木)
(13:30〜16:30)
2.開催場所 メルパルク熊本 (2階 「立田の間」)
熊本市水道町14−1
(TEL 096−355−6311)
3.参加対象者 産業医、医師、保健師、看護師、衛生管理者、
安全管理者、事業者、建設工事発注者等
4.定員 40 名 (参加費無料)
5.研修内容等
○アスベスト関連疾患の診断と臨床(13:30〜15:30)
横須賀市立うわまち病院 副院長 三浦 溥太郎氏
○アスベストによる健康障害を防止するため(15:30〜16:30)
(アスベスト飛散が想定される作業現場におけるマスクの正しい使用方法
とマスクの効率等について)
熊本産業保健推進センター 産業保健相談員 山口 浩一氏
6.申し込み・問い合わせ先…熊本産業保健推進センター
※本研修会は、日本医師会認定産業医制度における産業医研修会として指定を
受けており、受講された方は基礎後期研修3単位又は生涯専門研修3単位を取
得できます。
会場のご案内(メルパルク熊本HP)↓
http://www.mielparque.jp/kmm/kmm01.html
アスベスト対策総合研修会へのお申込はこちらをプリントアウトして
FAXして下さい。↓
http://www.kumamoto-sanpo.jp/documents/H19asbestos.pdf
A粉じん障害防止規則・じん肺法施行規則・労働安全衛生規則の一部改正
○ 粉じん障害防止規則の改正
粉じんにさらされる労働者の健康障害を防止するための措置を講ずる必要のあ
る「粉じん作業」として、次に掲げる作業等を規定すること。
1. ずい道等の内部の、ずい道等の建設の作業のうち、コンクリート等を吹
き付ける場所における作業
2. 屋内において、金属を溶断し、又はアーク溶接する作業のうち、自動溶
断し、又は自動溶接する作業
○ じん肺法施行規則の改正
従事する労働者がじん肺にかかるおそれがあると認められる「粉じん作業」
として、次に掲げる作業等を規定すること。
1. ずい道等の内部の、ずい道等の建設の作業のうち、コンクリート等を吹
き付ける場所における作業
2. 屋内において、金属を溶断し、又はアーク溶接する作業のうち、自動溶
断し、又は自動溶接する作業
○ 労働安全衛生規則の改正
粉じん作業に係る業務に従事した者に係る健康管理手帳の様式に、喫煙歴
を記入する欄を設けること。
※ 施行期日 平成20年3月1日
※ その他、ずい道等の建設の作業に対して粉じん障害防止規則が改正され
ます。
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新着情報
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【DVD】
○『あなたを守る 3つのポイント』 (17分)
〜使い捨て式防じんマスクの正しい使い方〜 出版:安全衛生映像研究所
マスクを使っていれば、粉じんは防げる?マスクは「ただ装着している」
だけではだめなんです。
今や高性能フィルターが当たり前の防じんマスクですが、高性能フィルター
があれば粉じんの吸入を防げるのでしょうか?
マスクは接顔部にすき間が生じやすく、そこから粉じんが漏れ込む等、マス
クの装着の仕方によっては、マスクの効果に大きな差が出てきます。本ビデ
オは、マスクをより効果的に使用するための3つのポイントを紹介します。
【図書】
○『画像で診る今日の職業別じん肺症例選集』
出版:独立行政法人 労働者健康福祉機構
炭鉱から始まって粉じん職業別に多彩な症例を紹介し、職種別毎の症例の冒
頭に各々のじん肺の特徴を簡単に解説していきます。後半にはじん肺の発生
することさえあまり知られていない歯科技工や、い草染土作業による症例を
含めた希少症例も示すことができました。収集された殆ど全ての症例は最近
経験したまさに今日の症例であり、いずれも貴重な症例です。
*図書・ビデオ等のお申込みはこちらから↓
http://www.kumamoto-sanpo.jp/lending/index.php
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研修・セミナー案内
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○熊本産業保健推進センターの研修会○
於:熊本産業保健推進センター会議室 14:00〜16:00
▼12月12日(水)の廣瀬相談員の研修会(42)は定員に達しました《受付終了》
▼01月10日(木)の堀田相談員の研修会(44)は定員に達しました《受付終了》
▼02月08日(金)の小柳相談員の研修会(51)は定員に達しました《受付終了》
【今月】
☆12月06日(木) 『職場の安全衛生活動』
永野 惠 相談員
参加者の各職場の改善事例について情報交換を行い、
その改善にいたるまでのノウハウを学びます。
☆12月11日(火) 『自分で出来る騒音測定と評価』
島村 佳子 相談員
騒音の測定方法、データ処理方法、管理区分の出し方
を学習します。
☆12月21日(金) 『騒音作業と労働安全衛生』
山口 浩一 相談員
騒音作業における騒音の有害性と管理方法の基礎につ
いて学習し、職場の労働安全衛生について考えます。
【来月】
☆1月15日(火) 『はじめて衛生管理者になったら何をすればいいの?』
島村 佳子 相談員
製造業における職場の衛生巡視の仕方、着眼点、記録
に至るまで、実務経験を交えた講義形式の研修です。
☆1月17日(木) 『人間工学:作業を人に合わせる』
永野 惠 相談員
チェックリストを用いて腰痛、関節痛、筋肉痛などの
防止について、人間工学的な見地により解明し予防の
ための方策を考える講義形式の研修です。
☆1月21日(月) 『メンタルヘルス対策〜疾病編「アルコール依存症」』
古賀 幹浩 相談員
今後も大きな社会問題となるであろう「アルコール依
存症」に関しての基礎知識を学習する講義形式の研修
です。
☆1月22日(火) 『積極的傾聴法T』
瀬戸 昌 相談員
積極的傾聴技法の習得と、ロール・プレイングによる
聴く体験を学ぶ実習形式の研修です。
☆1月23日(水) 『職場におけるメンタルヘルスの進め方』
廣瀬 靖子 相談員
職場にメンタルヘルス活動を継続していくために、鍵
となる人を見つけ、職場と地域の連携をはかるにはど
うしたら良いかについての研修を行います。
☆1月28日(月) 『安全衛生年間計画の作成』
藤田 泰生 相談員
労働災害防止のための、労働安全衛生マネジメントシ
ステムの中での年間計画の作成について解りやすく説
明致します。
▲研修会の定員は各18名です。お申し込みはお早めに。
研修会の詳細・お申込はhttp://www.kumamoto-sanpo.jp/session/index.html
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相談員のひとりごと 基幹相談員 山口 浩一
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食品に関する問題点が、つぎつぎにマスコミをにぎわせて居る昨今です。
賞味期限の改ざん、原材料や生産地の偽証、等々。
私達にとって、一番身近な物であり、一番重要なものが食べるものである
事は、否定できない。その食品が、信用できない物になってしまうと言うこ
とであろうか?
TV番組で、高級ワインと普通のワインを飲み比べて、どっちが高級ワイ
ンか?をタレントが当てっこする(番組では、ワイン以外に色々な物があっ
たが)と言うもので、自称ワイン通でもなかなか当てる事が出来なかった。
我々は、有名なブランド名がついていたり、高価であったりすると、それ
を有り難がったり、美味しいと感じたりする性癖がある。素材の味が明確な
料理は別として色々な調味料で味付けされた料理は、果たしてどこまで素材
が影響するか、疑問である。その証拠として、但馬牛と称して、佐賀や鹿児
島牛が使用されても、誰も気が付かなかったではないか。
私達は、もっと利口になり、無駄なお金を使わないようにしたいものであ
る。
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編集後記
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不眠対策について書こうと思って情報を集めていましたが、書くのは止め
ることにしました。といいますのは、誰でも時には眠れない夜を過ごすこと
があるのは、ごく自然なことだから、対策等と仰々しく考えない方がいいと
思ったからです。さまざまな悩みや心配事で寝付けなく、悶々と寝返りを繰
り返して深夜に及ぶことがあります。ただ、先のことをあれこれと思い煩っ
ても、状況が変わるわけではありません。考えることは大事なことですが、
それも程度問題です。ある程度考えたら、あとは、時と運命に身をゆだねる
ほかはないのです。『もし、うまくいかなくても、そのときはまたそのとき
で考えればいい。いま心配しても始まらない。何事もなるようにしかならな
いのだから』というふうに私は考えるようにしています。生きているかぎり、
悩みや心配が尽きることはないでしょうが、暖かい布団の中で眠ることが出
来るだけでも十分に幸せなことではないでしょうか。
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次回の第4号は1月4日(金)配信予定です。
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