差出人: 熊本産業保健推進センター [sanpo43@mvd.biglobe.ne.jp]
送信日時: 2010年5月6日木曜日 15:52
件名: ◆◇◆熊本産業保健推進センターメールマガジン第32号◆◇◆
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2010 / 5 / 6
≪熊本産業保健推進センターメールマガジン≫
第32号
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トピックス
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“お詫びと訂正”等
? 先月号でお知らせしました「研修会のご案内」の中で、『働く人のメンタルヘルス
ケア』(加藤貴彦相談員)と題した研修日程が間違っておりました。正しくは、5月
6 日(木)の14時から16時となります。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしま
した。ここに、お詫びして訂正させて頂きます。
? 5月22日(土)の研修会『T‐2積極的な傾聴訓練(実技編)』(ロールプレイン
グ)の時間は、午前10時から午後4時までとなっておりますので、ご注意くださ
い。
“ お知らせ ”
先月号でもお知らせしましたが、当センターは、4月19日に事務所を移転しました。
移転先は、
熊本市花畑町9番24号 住友生命熊本ビル3階
で、旧事務所から市電の線路を挟んだ向かい側になります。
電話番号、FAX番号、URL、E-mailに変更はありませんので、今後ともご利用をよろしくお願いします。
http://www.kumamoto-sanpo.jp/documents/20100317134850.pdf
研修会は、住友生命ビル2階の共用会議室で実施します。
トピックス
1 平成22年度「世界禁煙デー」における取組及び「禁煙週間」の実施について
趣旨:たばこが健康に悪影響を与えることは明らかであり、禁煙はがん、循環器
病等の生活習慣病を予防する上で重要である。「健康日本21」やがん対策
基本計画の目標でもある「未成年者の喫煙をなくす」ためには、喫煙によ
る健康影響を認識させることが重要である。
また、「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」に基づく第2回締
約国会議において、「たばこの煙にさらされることからの保護に関するガイ
ドライン」が採択され、我が国もより一層の受動喫煙防止対策が求められ
ていることから、平成22年度においては、喫煙及び受動喫煙による健康
被害等についての普及啓発を積極的に行うものである。
を趣旨として、
世界禁煙デー 5月31日(月)
禁煙週間5月31日〜6月6日(日)テーマ:女性と子どもをたばこの害か
ら守ろうが今年も行われます。
詳細は、以下の厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/main.html をご覧ください。
2 【安全衛生関係主要様式】
厚生労働省ホームページに安全衛生関係主要様式が掲載されました。(厚生労働省
安全衛生部)
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei36/index.html
3 【働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」】
厚生労働省の委託により、産業医学振興財団において、働く人のメンタルヘルス・
ポータルサイト「こころの耳」が10月1日より開設されています。(産業医学振興
財団)
http://kokoro.mhlw.go.jp/
4【自殺対策強化のための基礎資料】
内閣府のホームページで自殺対策強化のための基礎資料が紹介されています。(内
閣府共生社会政策統括官)
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/kyouka_basic_data/h21/index.html
5 【労働衛生関係リーフレット】
厚生労働省のホームページで次のリーフレット等が新たに公開されています。(厚
生労働省安全衛生部)
○ 労働安全衛生法に基づく健康診断実施後の措置について
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/100331-1.html
○ 離職するじん肺有所見者のためのガイドブック
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/0703-1.html
○ 健康管理手帳とは?(粉じん作業、石綿の取扱いの業務などに従事されていた方々
へ)
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/100414-1.html
(参考:安全衛生関係リーフレット等一覧)
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/index.html
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研修・セミナー案内
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場 所:住友生命熊本ビル2階 共用会議室(熊本市花畑町9-24)
時 間:14:00〜16:00(異なる場合は、「※注」を記載)
参加費:無料
【来月】
☆6月3日(木) 『産業保健に必要な疫学(入門)』 加藤 貴彦 相談員
健診結果から正確な情報を読み取る手法を習得し、健診結果に隠された事業場の
抱える問題点を見つける技術を習得する。(事例検討・実習)
☆ 6月4日(金) 『メタルヘルス不全者の職場復帰における主治医と産業保健スタ
ッフの連携について』 小柳 敦子 相談員
うつ病などの従業員の職場復帰において、事業場外の主治医と産業保健スタッ
フとの連携の実際的な手段について考える。(グループ討議・事例検討)
※14:30〜16:30
☆6月8日(火)『交流分析(T)』 廣瀬 靖子 相談員
交流分析の基礎。まず、自分自身を知るための手法を身に付ける。(グループ討
議)
☆6月9日(水)『チームワークを高めるためのコミュニケーションの取り方』
森田 裕子 相談員
小集団活動や社内会議の活性化を図るため、チームワークを高め、よりよいコ
ミュニケーションの取り方についてワークを通して学ぶ。(ロールプレイング)
☆6月19日(土) 『「食育」講座・メタボ対策』【 土曜日開催 】
稲田 美和子 相談員
いま、なぜ「食育」か?日本の食生活の変化から見る生活習慣病の予防と治療
のヒントについて学ぶ。(演習)
☆6月25日(金)『職場のメンタルヘルスケア概論(1)』 岡田 修治 相談員
産業医大 永田頌史先生 「認定産業医研修スライド」より (講義方式)
☆6月28日(月) 『作業環境測定結果報告書の見方』 山口 浩一 相談員
報告書から何を読み取り、改善と管理にどうつなげるかを学ぶ (事例検討)
? 当センター研修会のお申し込みは、こちら ↓
FAX096−359−6506又はホームページ(http://www.kumamoto-sanpo.jp)
よりお申し込み下さい。
※4月19日より事務所移転並びに研修会場の変更がございます。ご注意下さい。
ホームページにおいて、ご確認下さい。
新会場:住友生命熊本ビル2階 共用会議室(熊本市花畑町9-24)
なお、電話、FAXについては、変更はありません。
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相談員のひとりごと 基幹相談員 廣瀬 靖子(カウンセリング担当)
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ゴールデンウイークの初日、新緑を眺め「山笑う」を実感しながら、83歳を先頭に66歳、62歳、58歳の熟女4人でお食事会に出かけた。
もう40数年来のお付き合いであるが、お会いするたびに新鮮で、それぞれの個性がお互いを刺激しあい食事時間の二時間が「あっ」と思う間に過ぎてしまう。
近頃はさすがに自分自身の加齢による体調の変化等が話の中心になることが多くなり、特に83歳の大先輩の体調の変化それに伴う心理的変化を、明日は我が身におきかえて真剣に聴かせて頂いている。
わが国の「こころの問題」は特に「20代、30代の若者のうつ病の増加」「50代60代高齢者の自殺者増加」、が大きな課題となって久しい。その原因はさまざまであろうが、一つには「急激な社会環境、経済環境の変化」「年功序列」「終身雇用」の崩壊、「成果主義」の導入「非正規社員の増加」「自分がリストラ対象になるのではないか」という不安から「体調不良になっても休めない現実」等が考えられる。
日本の自殺者は世界的に見てもアメリカの二倍、イギリスの三倍と高く、それは単に数量的な増加に留まらず、職員の長期休職の最大要因として「うつ病」が絡んでいることも示されている。
個人も、企業としても予防対策を考えることが必要なことはもちろんであるが、「なぜ日本で自殺率が高いのか?」は今や社会全体の大きな課題であり、解決策を国として、政治の問題として共に取り組む必要があろう。
「うつ病の予防には何が必要か」と考えた時、予防対策として大きな力となるのが、「ヒューマンサポート」である。現代は「人間関係の希薄さ」「コミュニケーションをとることの難しいさ」が言われている、まず一人ひとりが、また職場内でも「人間関係、コミュニケーション」をいかに構築していくかが大切である。
企業において管理職はメンタルヘルスのキーパーソンといわれる。日頃から部下を「よく見ていること」そして「いつも見ているよ、貴方を気にかけているよ」と部下に伝えること。部下に「上司はいつも私を気にかけて見ていてくれるのだ」と伝わる事が大切である。しかし少数精鋭で働く企業では社員も管理者も疲れはて仕事以外の会話や支援ができる余力が無いのも現実問題である。
日々の生活で「少し疲れ気味かな」とか「生きづらい」と感じた時には自分から「人に助けを求め」「話を聴いてくれる人」を日頃から持つことで、短く限りある人生を「生まれてきて良かった、日々生かされている」と感謝して過ごしたいと思う昨今である。
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編集後記
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新年度を迎え、我が産業保健推進センターでは、私を含めて2名の新メンバー(若
くはない新人)が加わり新たなスタートを切りました。
あれも、これもと思いながらアッという間に4月が過ぎ、若葉が眩しい新緑の季節を迎えています。今年のゴールデンウィークは天候に恵まれ、楽しいひと時を過ごされた方も多かったのではないでしょうか。
“さて、これから頑張るぞ!”と気合を入れながら、何となく、ゴーデンウィーク疲れに目をショボつかせているもう一人の自分が居たりもしますが、これからも、メンタルヘルスや産業保健に関する新鮮な情報を皆様のお手元にお届けしたいと思っています。
今後ともメルマガのご愛読よろしくお願いします。
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次回の第33号は6月1日(火)配信予定です。
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