平成30年度「全国安全週間」を7月に実施 |
〜平成30年度のスローガンが決定。
新たな視点と惜しまぬ努力により安全な職場環境の形成を呼びかけ〜
厚生労働省では7月1日(日)から7日(土)までの1週間を「全国安全週間」、6月1日(金)から30日(土)までを準備期間として、各職場における巡視やスローガンの掲示、労働安全に関する講習会の開催を実施します。
今年で91回目となる全国安全週間は、労働災害を防止するために産業界での自主的な活動の推進と、職場での安全に対する意識を高め、安全を維持する活動の定着を目的としています。
事業場では、労使が協調して労働災害防止対策が展開されてきました。この努力によって、労働災害は長期的には減少していますが、平成29年については、「死亡災害」が3年ぶり、休業4日以上の「死傷災害」が2年連続で、前年を上回る見込みです。
また、労働災害の防止のために、国、事業者、労働者などの関係者が重点的に取り組む事項を定めた「第13次労働災害防止計画」が、平成30年度を初年度として新たに展開されます。働く方一人一人がかけがえのない存在であり、それぞれの事業場で一人の被災者も出さないという理念の下、日々の仕事が安全で健康的なものとなるよう、不断の努力が必要です。
≪実施要綱より一部抜粋≫
9 実施者の実施事項
(2)断続的に実施する事項
@安全衛生活動の推進
ア 安全衛生管理体制の確立
イ 職業生活における安全衛生教育計画の樹立と効果的な安全衛生教育の実施等
ウ 自主的な安全衛生活動の促進
エ リスクアセスメントの普及促進
オ その他の取組
A業種の特性に応じた労働災害防止対策
ア 建設業における労働災害防止対策
イ 製造業における労働災害防止対策
ウ 林業の労働災害防止対策
エ 陸上貨物運送事業における労働災害防止対策
オ 小売業、社会福祉施設、飲食店等の第三次産業における労働災害防止対策
B業種横断的な労働災害防止対策
ア 転倒災害防止対策(STOP!転倒災害プロジェクト)
イ 交通労働災害防止対策
ウ 非正規雇用労働者、外国人労働者等に対する労働災害防止対策
エ 熱中症予防対策(STOP!熱中症 クールワークキャンペーン)
詳細については、下記厚生労働省のホームページにアクセスしてください。
平成30年度全国安全週間実施要綱(PDF:23KB)