★産業保健総合支援センターの役割
長期療養中の労働者が就労を継続するために、事業場に対する支援を行います。両立支援対策に詳しい保健師や社会保険労務士などの産業保健相談員や両立支援促進員が事業場からの相談に応じて対応します。治療と仕事の両立支援について提供するサービスは、すべて無料です。
◆支援内容
患者(労働者)、事業者、人事労務担当者、産業保健スタッフ等を対象に以下のような支援を行っています。
1.啓発セミナー
ガイドライン等の普及・啓発を目的とした事業者に対するセミナーです。
2.相談対応
患者(労働者)に係る健康管理、就業上の配慮事項、両立支援を行うための職場の環境整備(事業場の体制づくり、規程・制度の整備)への
配慮等の両立支援に関する全般的な相談に対応します。
3.個別訪問支援
両立支援促進員が事業場を訪問し、両立支援に関する制度の導入についてアドバイスします。
@管理監督者向けの両立支援教育
A事業場内体制整備
B事業場の勤務や休暇制度の整備
C両立支援に係る情報提供等
4.患者(労働者)と事業場との個別調整支援
患者(労働者)と事業場間の治療と仕事の両立支援についてアドバイスします。
@患者(労働者)の治療に対する配慮の検討
A両立支援の進め方
B両立支援プランの作成
C職場復帰支援プランの作成
D主治医などへの相談
E就業上の措置についての検討等
※ご利用の際は、事前申し込みが必要です。 申込書 ← クリックしてください。
※患者(労働者)と事業場との個別調整支援では、患者(労働者)ご本人の同意が必要です。
◎両立支援促進員とは…
保健師、社会保険労務士、医療ソーシャルワーカーなどの両立支援の知識を有した専門家です。上記に記載の内容について助言・支援を行います。