2023年7月アーカイブ

 

 当機構では、じん肺健康診断等に携わる産業医等の医師を対象とした「第16回じん肺診断技術研修」を開催いたします。

 本研修を全て受講しますと、日本医師会認定産業医制度に係る認定単位9.5単位(生涯単位のみ)のほかに、日本職業・災害医学会が認定する労災補償指導医制度の認定単位2単位(選択単位 業務上疾病の労災補償)が取得できます。

 

 第16回じん肺診断技術研修の開催について

 

1 目的

  じん肺健康診断に従事する医師に対して必要な法制度の知識及び専門技術を修得させることを目的とする

 

2 名称

  第16回じん肺診断技術研修

 

3 実施機関等

  主催 独立行政法人労働者健康安全機構

  後援 一般社団法人日本職業・災害医学会

 

4 期間

  令和5年11月30日(木)から12月1日(金)までの2日間

 

5 開催場所

  独立行政法人労働者健康安全機構本部 1階大会議室

  所在地 〒211-0021

      神奈川県川崎市中原区木月住吉町1番1号

      TEL 044-431-8641(問合せ先:勤労者医療課)

 

6 研修日程

  「第16回じん肺診断技術研修日程表」のとおり

 

7 募集人数

  40名

 

8 受講資格

  じん肺健康診断等に携わる医師

 

9 受講料

  35,000円 納付方法は受講案内時に御連絡いたします

 

10 取得単位数

(1)日本医師会認定産業医制度認定単位 9.5単位 

※生涯単位(更新研修:1単位、実地研修:2.5単位、専門研修:6単位)のみ、

 申請中

(2)日本職業・災害医学会認定補償指導医認定単位 2単位 

※選択単位 業務上疾病の労災補償

 

11 申込手続

 受講を希望される方は、労働者健康安全機構のHP(https://www.johas.go.jp/)から受講申込書をダウンロードし、必要事項を御記入の上、下記メールアドレス宛てお申し込みください ※FAX、電話によるお申込みは受付しておりません

  Mail kenkyu@honbu.johas.go.jp

 

12 申込締切日

令和5年10月16日(月)

ただし、定員に達した時点で申込受付を終了します

 

13 受講者への通知

  受講の決定は申込受付順で行い、受講決定者には受講案内を送付します

  定員に達し受講できない方については、その旨を申込時のメールアドレスに御連絡します

 

14 その他

(1)昼食について

   各自で御用意ください

関東労災病院の売店及び食堂以外に、研修会場近隣に売店等はございません

(2)宿泊施設について

   各自で御手配ください

 

15 問合せ先

独立行政法人労働者健康安全機構 勤労者医療・産業保健部 勤労者医療課

〒211-0021

 神奈川県川崎市中原区木月住吉町1番1号

TEL 044-431-8641

FAX 044-411-5531

(土曜、日曜、祝日を除く)10:00~12:00、13:00~17:00

 

第16回じん肺診断技術研修の開催について(PDF)
第16回じん肺診断技術研修日程表(PDF)
・受講申込書はこちら

第15回じん肺診断技術研修の様子については労災疾病等医学研究普及サイトにて紹介しておりますので、是非ご覧ください。
https://www.research.johas.go.jp/jinpaikenshu/

 

 

今年のスローガンは「目指そうよ二刀流 こころとからだの健康職場」

 

 厚生労働省は、10月1日(日)から7日(土)まで、令和5年度「全国労働衛生週間」を実施します。今年のスローガンは、一般公募で募った322作品の中から、石井 彩音さん(茨城県)の作品「目指そうよ二刀流 こころとからだの健康職場」に決まりました。

 全国労働衛生週間は、労働者の健康管理や職場環境の改善など、労働衛生に関する国民の意識を高め、職場での自主的な活動を促して労働者の健康を確保することなどを目的に、昭和25年から毎年実施しており、今年で74回目になります。毎年9月1日から30日までを準備期間、10月1日から7日までを本週間とし、この間、各職場で職場巡視やスローガン掲示、労働衛生に関する講習会・見学会の開催など、さまざまな取り組みを展開します。(別添中8・10参照)

 労働衛生分野では、高年齢労働者をはじめとした労働者の健康管理、過労死等の防止を含めた長時間労働による健康障害の防止対策やメンタルヘルス対策、病気を抱えた労働者の治療と仕事の両立支援をサポートする仕組みを整備します。また、化学物質対策では、特定化学物質障害予防規則、石綿障害予防規則などの関係法令に基づく取り組みの徹底を図るとともに、各事業場におけるリスクアセスメントとその結果に基づくリスク低減対策の実施を促進していきます。

 今年度のスローガンは、働く上で基本となる健康の確保について、「こころ」と「からだ」の両面から対策を進めることで、誰もが快適で健康に働くことができる職場づくりを目指していくことを表しています。

 

 熊本労働局ユーチューブチャンネルに、「三軸合成値による振動障害防止対策について」の動画が公開されました。

 

 こちらの動画は、3軸合成値による振動障害防止対策の動画になります。3軸合成値の測定機器により実際に測定した結果もあります。

 

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 三軸合成値による振動障害防止対策について

 

 熊本労働局ユーチューブチャンネル

 

 労働安全衛生規則等の一部を改正する省令(令和4年厚生労働省令第 91 号)により改正され、令和6年4月1日から施行される労働安全衛生規則(昭和 47 年労働省令第 32 号。以下「安衛則」という。)第 594 条の2第1項に規定する皮膚等障害化学物質等については、「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令等の施行について」(令和 4年5月 31 日付け基発 0531 第9号。以下「施行通達」という。)の記の第4の8(2) において、「別途示すものが含まれること」とされていますが、今般、「別途示すもの」について示されました。

 

 皮膚等障害化学物質等に該当する化学物質について【厚生労働省ホームページ】

 

 労働安全衛生規則第 34 条の2の 10 第2項、有機溶剤中毒予防規則第4条の2第1項第1号、鉛中毒予防規則第3条の2第1項第1号及び特定化学物質障害予防規則第2条の3第1項第1号の規定に基づき厚生労働大臣が定める者 (令和4年厚生労働省告示第 274 号)第 1 号ニ及び粉じん障害防止規則第3条の2第1項第1号の規定に基づき厚生労働大臣が定める者(令和4年厚生労働省告示第 275 号)第4号で規定する「同等以上の能力を有すると認められる者」(以下「同等以上の者」という。)については、「労働安全衛生規則第 12 条の5 第3項第2号イの規定に基づき厚生労働大臣が定める化学物質の管理に関する講習等の適用等について」(令和4年9月7日付け基発 0907 第1号。以下「施 行通達」という。)により示されていますが、今般、同等以上の者として「産業医科大学産業保健学部産業衛生科学科を卒業し、産業医大認定ハイ ジニスト制度において資格を保持している者」を新たに追加されました。

 

 「労働安全衛生規則第12 条の5第3項第2号イの規定に基づき厚生労 働大臣が定める化学物質の管理に関する講習等の適用等について」の改正について【厚生労働省ホームページ】

 

 当センター主催の産業保健研修会を追加しました。

 オンライン研修について、申込期間を拡張しました。

 オンライン研修では、ご興味ある方はどなたでも参加することが可能ですので、ぜひご参加ください。

 

 

 研究会セミナーのご案内

 

 ~令和5年7月7日からの大雨による災害により被災された方からの相談の受付を始め ました~

 

 労働者健康安全機構では、自然災害又は大規模な事故等により被災された方々(事業 者、労働者及びその家族等)に対するメンタルヘルス及び健康に関する相談に応じるた め、相談ダイヤルを設置しています。

 

 今般、令和5年7月7日からの大雨により被災された方々(事業者、労働者及びその 家族等)に対するメンタルヘルス及び健康に関する相談に応じるため、標記の相談ダイヤルを設置します。

 

 この相談ダイヤルでは、被災された住民の方のメンタルヘルスに関する相談及び健康不安に関する相談のほか、災害時における労働者の労働条件等に関する相談につきまし ては、相談者の意向を踏まえ、最寄りの労働基準監督署等の関係機関の紹介などの対応 を行います。

 また、同様のご相談は、全国の産業保健総合支援センターでも引き続き受け付けてい ます。

 

※相談ダイヤルの対象となる災害

 令和5年石川県能登地方を震源とする地震

 令和5年6月2日からの大雨及び台風2号

 令和5年6月 29 日からの大雨

 令和5年7月7日からの大雨

 

 「自然災害又は大規模な事故等による災害被災者のための心と健康の相談ダイヤル」

 

・フリーダイヤル   0120-200-826

       全国どこからでも、携帯電話からも無料で利用可能

 

・受付日時 平日(10 時 00 分~17 時 00 分/土日祝日を除く)

・対象者 対象となる災害に被災された方(事業者、労働者及びその家族等)

 相談例:・人間関係に悩みなどでの強いストレスや不安について

     ・エコノミークラス症候群などの健康管理や感染対策などの健康 不安について

 

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 厚生労働省の「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」(座長:東邦大学 名誉教授 黒木 宣夫)は、このたび、精神障害の労災認定の基準に関する報告書を取りまとめられ公表されました。


 この報告書は、近年の社会情勢の変化等を踏まえ、認定基準全般について検討を行い、取りまとめたものです。

報告書のポイント

  • 業務による心理的負荷評価表の見直し
    • 具体的出来事「顧客や取引先、施設利用者等から著しい迷惑行為を受けた」(いわゆるカスタマーハラスメント)を追加
    • 具体的出来事「感染症等の病気や事故の危険性が高い業務に従事した」を追加
    • 心理的負荷の強度が「強」「中」「弱」となる具体例を拡充(パワーハラスメントの6類型すべての具体例の明記等) 
 ※ 実際に発生した業務による出来事を、同表に示す「具体的出来事」に当てはめ負荷(ストレス)の強さを評価
  • 精神障害の悪化の業務起因性が認められる範囲を見直し
    • 悪化前おおむね6か月以内に「特別な出来事」がない場合でも、「業務による強い心理的負荷」により悪化したときには、悪化した部分について業務起因性を認める

  • 医学意見の収集方法を効率化
    • 専門医3名の合議により決定していた事案を1名の意見で決定できるよう変更

 

「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」の報告書を公表します【厚生労働省ホームぺージ】

 

 熊本労働局では、令和5年度から令和9年度までの5か年とする第10次粉じん障害防止総合対策を策定されました。

 

 熊本労働局第10次粉じん障害防止総合対策【熊本労働局】

 

 

 

 

 

 熊本県医師会主催の研修会をご案内します。

 

 ・日本医師会認定産業医基礎(前期)研修会

  これから産業医の資格を取得するための研修会になります。

  日時:令和5年9月2日(土)9:00~17:15(1日目)

     令和5年9月3日(日)9:00~17:15(2日目)

  場所:熊本県医師会館 2階大ホール

  講師:熊本大学大学院生命科学研究部 教授 加藤貴彦 先生

     熊本大学大学院生命科学研究部 教授 大森久光 先生

     日本赤十字社熊本健康管理センター 健康増進部長 野波善郎 先生

     日本赤十字社熊本健康管理センター

                 労働衛生コンサルタント 吉野俊美 先生

   産業医前期研修会

     前期研修会 案内

    

 ・産業医スキルアップ研修会

・日時:令和5年8月30日(水)午後7時~9時

 場所:熊本県医師会館 2階「大ホール」他

 研修・講師:「職場のメンタルヘルスに関するQ&A~困難事例に関する法的処方箋~」

       近畿大学法学部 教授 三柴丈典 先生

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 研修会案内8.30

 

    ・日時:令和5年9月11日(月)午後7時~9時

 場所:熊本県医師会館 2階「大ホール」他

 研修・講師:「化学物質管理の転換点」

       熊本大学大学院生命科学研究部環境生命科学分野

       公衆衛生学講座 教授 加藤 貴彦 先生

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 研修会案内9.11

 

お申し込み先はFAX 096-355-6507 (熊本県医師会)へ送信ください。

他の研修会は以下のリンク先をご覧ください。

熊本県医師会ホームページ

・お問合せ先  熊本県医師会(TEL 096-354-3838) 

 

  令和4年度の「過労死等の労災補償状況」を取りまとめられ、公表されました。

 

 ポイント

 過労死等に関する請求件数

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