2021年8月アーカイブ

 

 「令和3年度 熊本における労働衛生の現状」を「書式・資料」に掲載しましたので、お知らせいたします。

 

令和2年 統計値のポイント:

定期健康診断の有所見率:

【熊本県内】60.5% 【全国平均】58.5%  

(参考 令和元年〈平成31年〉【熊本県内】59.0% 【全国平均】56.6%)

特殊健康診断の新規有所見率: 【熊本県内】有機溶剤 7.9% 鉛 0.8% 特定化学物質等 2.2% 電離放射線 15.1% じん肺 0.41%
  【全国平均】有機溶剤 5.2% 鉛 1.6% 特定化学物質等 1.9% 電離放射線  9.0% じん肺 0.05%
職業性疾病発生状況(休業4日以上):

腰痛症 68件 熱中症 23件 化学物質等 1件 病原体疾病 84件 頚肩腕症候群等 0件

じん肺・じん肺合併症 1件 その他 1件

じん肺管理区分決定状況: 管理区分決定件数 10件 (管理1 7件 管理2 1件 管理3 1件 管理4 1件:有所見者 3人)
熱中症による休業4日以上災害発生件数の推移: 発生件数 23件  うち死亡数 0件
脳・心臓疾患(過労死等)事案の労災請求状況 請求件数(熊本県) 10件  認定件数(熊本県) 1件
精神障害等の労災補償状況 請求件数(熊本県) 13件(うち自殺 0件)  認定件数(熊本県) 7件(うち自殺 0件)
熊本県における自殺者数 総自殺者数 296名 (被雇用者 97名 被雇用者の割合 32.8%)

 

  「令和3年度 熊本における労働衛生の現状

 

 労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所では、労働安全衛生に関する研究成果を皆様にわかりやすくご紹介するために安全衛生技術講演会をおこなっております。

 今年度は、新型コロナウイルス感染防止のためオンラインで開催することになりました。

 

 テーマ「労働災害の防止のための研究から実践まで」

 

1.開催日時・開催方法

9月28日(火) 13:00~16:50

Zoomウェビナーによるオンライン開催

2.プログラム

1.開会(主催者挨拶) 13:00~13:10

2.講演1 13:10~13:50

 「アルゴンガスによる新たな静電気提言手法の開発」

3.講演2 13:50~14:30

 「テールゲートリフターを使用した荷役作業による災害とその対策」

4.休憩  14:30~14:40

5.講演3 14:40~15:20

 「ストレスチェック制度を活用した職場環境改善」

6.講演4 15:20~16:00

 「生理指標を利用した労働者のストレスの評価」

7.特別講演 16:00~16:50

 「高齢者が健康で働くための産業保健の課題」

3.参加料 

  無料

 

詳細及び申込は下記のリンクからご覧ください

 「令和三年度安全衛生技術講演会」オンライン開催のご案内【労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所】

 

 

 

 令和3年度両立支援コーディネーター基礎研修(第3回・第4回)の募集を開始しました。

 

 令和2年度に引き続きオンライン形式で開催いたします。

 

 以下のリンク先から応募してください。

 令和3年度両立支援コーディネーター基礎研修【労働者健康安全機構ホームページ】

 

 7月末までに報告があった熱中症の件数(速報値)は、昨年同時期と同様に高い水準の発生率となっています。

 例年、熱中症の発生は7月から8月にかけて急増するところですが、今般、全国で新型コロナウイルス感染症の感染者数が急増しており、職場においても感染防止対策と同時に熱中症予防対策が求められる状況にあります。

 特に、夏場においては、感染防止の観点で実施される換気の影響により、屋内でも熱中症発生リスクの上昇が懸念されることから、夏季における室内の換気の方法、休憩場所での過ごし方、飲料水補給の方法等、感染防止対策を講ずることを前提とした熱中症予防対策に留意する必要があるところです。

 8月以降の職場における熱中症予防対策の徹底に向け、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた対策の実施に留意する等により、熱中症予防対策に一層の取組をすすめてください。

 

 ・リーフレット:「熱中症予防に留意した「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法」

 ・リーフレット:「建設現場における熱中症予防と新型コロナウイルス感染防止」

 

(別添)②熱中症による月別の労働者死傷病報告数(令和2年、令和3年).pdf

 

9月は「職場の健康診断実施強化月間」です。

 

 厚生労働省では、毎年9月を「職場の健康診断実施強化月間」とし、集中的・重点的な啓発を行っています。月間中は、労働安全衛生法に基づく一般定期健康診断の実施、その結果についての医師の意見聴取、その意見を踏まえた就業上の措置の実施の徹底を事業者の皆さまに改めてお願いしています。

 

重点事項として、

(1)健康診断及び事後措置等の実施の徹底

(2)健康診断結果の記録の保存の徹底

(3)一般健康診断結果に基づく必要な労働者に対する医師又は保健師による保健指導の実施

(4)新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた安衛法等に基づく健康診断の実施に係る対応

(5)高齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号。以下「高確法」という。)に基づく医療保険者が行う特定健康診査・保健指導との連携

(6)令和2年12月23日付け基発1223第6号「特定健康診査等の実施に関する協力依頼について」に基づく定期健康診断のうち特定健康診査に相当する項目の結果の医療保険者への提供等

(7)平成30年3月29日付け基安労発0329第3号「地域産業保健センター事業の支援対象に関する取扱いについて」を踏まえた小規模事業場における産業保健総合支援センターの地域窓口の活用

 

(別添)①基安発0805第8号.pdf

(別添)②別添1 .pdf

(別添)③別添2 .pdf

(別添)④別添3.pdf

(別添)⑤別添3の資料1、別添3の資料2.pdf

(別添)⑥別添4.pdf

 

 

 

 独立行政法人労働者健康安全機構では、被災された住民の方(事業者、労働者及びその家族等)からのメンタルヘルスに関する相談及び健康に関する相談に応じるため、「令和3年豪雨災害被災者のための心と健康の相談ダイヤル」を設置します。

 この相談ダイヤルでは、被災された住民の方のメンタルヘルスに関する相談及び健康不安に関する相談のほか、相談者の意向を踏まえ、最寄りの労働基準監督署等の関係機関の紹介などの対応を行います。また、同様の相談は当センターでも引き続き受付けています。

 

令和3年12月末日で終了いたしました。

 

昨年に引き続き今年度も、産業医の先生方を対象に「産業医科大学講師による集中研修会」を開催いたします。

産業医活動に大きく役立つものと思われますので、どうぞご参加ください。

参加を希望される方は、別紙の申込書よりFAXまたはメールで氏名・所属・連絡先(電話・FAX・メールアドレス)を熊本産業保健総合支援センターまでお送りください。

お申込された方には、後日FAXまたはメールにて受講可否等の連絡をいたします。

(9月10日までに受講可否等の連絡がない場合は、当センターまでお問い合わせください)

なお、定員になり次第、締切といたしますので、ご了承ください。

 

何かご不明な点等ございましたら、当センター(電話:096-353-5480 E-mail:ksanpo43@kumamotos.johas.go.jp 担当:尾池・矢野)までお問い合わせください。

 

1.開催日程
 9/18(土)
    15:20~15:30 開会式
  ① 15:30~18:00 過重労働対策と長時間労働者への面接指導
 9/19(日)
  ② 9:00~11:30 効果的な職場巡視にするために
  ③ 12:20~14:50 治療と仕事の両立支援について
  ④ 15:00~17:30 健康診断結果の判定および意見陳述、事後措置について
 9/25(土)
  ⑤ 15:30~18:00 メンタルヘルス不調者への対応
            (職場復帰支援を中心に)
  ⑥ 18:10~20:40 ストレスチェックと高ストレス者への面談
 
2.開催場所  熊本県医師会館 2階大ホール(熊本市中央区花畑町1-13)
3.参加対象者 3日間の研修すべてを受講可能な産業医のみを対象とします。
4.受講料   無料
5.定員    75名 先着順、定員になり次第締切
6.申込方法  申込書をFAXで送付いただくか、メールで氏名・所属・連絡先(電話・FAX・E-mail)をセンターまでお送りください。
7.申込期間  8月16日(月)~8月30日(月)

 

申込書

20210812170133.png

 

 8月21日(土曜日)熊本労災病院にて開催を予定しておりました「石綿関連疾患診断技術研修会」は、新型コロナウイルス感染症の影響で講師の調整が困難となったことにより、中止いたします。

 日程等を調整の上で、ご参加のお申し込みをいただいておりました多くの皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしますこと、また、開催直前のお知らせとなりましたことを、深くお詫び申し上げます。

 

 ~「見える」安全活動の創意工夫事例を募集(8月2日~9月30日)~

 

 厚生労働省では本年8月2日から、労働災害防止に向けた事業場・企業(以下「事業場等」という。)の取組み事例を募集・公開し、国民からの投票等により優良事例を選ぶ令和3年度「『見える』安全活動コンクール」を実施します。

 このコンクールは、安全活動に熱心に取り組んでいる事業場等が国民や取引先に注目される運動「あんぜんプロジェクト」の一環として実施するもので、平成23年度より実施しており、今年度で11回目を迎えます。
 応募期間は、8月2日(月)から9月30日(木)までとしており、応募事例は「あんぜんプロジェクト」のホームページに掲載し、11月1日(月)~12月31日(金)の間に実施する投票の結果等に基づいて、優良事例を決定し、令和4年2月下旬に発表する予定です。また、今年度から新たに、優良事例に対する表彰を行う予定です。

 「見える」安全活動とは、危険、有害性について、通常は視覚的に捉えられないものを可視化(見える化)すること、また、それを活用することによる効果的な取組みをいいます。さらに、自社の安全活動を企業価値(安全ブランド)の向上に結びつけ、一層、労働災害防止に向けた機運を高めることも狙いとしています。
 厚生労働省では、本コンクールの実施を通じて、引き続き「労働災害のない職場づくり」に向けて取り組んでいきます。

  1. 実施スケジュール(予定)
    募集期間:令和3年8月2日(月)~令和3年9月30日(木)
    投票期間:令和3年11月1日(月)~令和3年12月31日(金)
    結果発表:令和4年2月下旬
  2. 取組事例の応募方法
     「あんぜんプロジェクト」ホームページ上の「『見える』安全活動コンクール」特設ページから、申請書をダウンロードできます。
    詳しくは下記URLから「『見える』安全活動コンクール」特設ページをご覧ください。
    http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/concour/oubo.html
  3. 取組事例への投票方法
    令和3年11月1日(月)から、「『見える』安全活動コンクール」特設ページ内の「応募作品」ページから誰でも簡単に投票できます(締め切り:令和3年12月31日(金))。
    http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/concour/2021/list.html
  4. 参考
  あんぜんプロジェクト周知用リーフレット
      http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/leaflet_2021.pdf
 
 
 
 
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