2022年8月アーカイブ

 

 アルコール依存症を始め、依存症からの回復には自助グループなどの当事者同士のつながりが欠かせませんが、コロナ禍で、依存症自助グループのミーティング開催が休止になることもしばしば発生する中、県内でもオンラインミーティングを取り入れるなど、つながりを途絶えさせない工夫が広がっています。

 今回の熊本県アルコール関連問題学会では、「新しい自助のあり方を知る、考える」ことをテーマに企画されています。

 講師のお一人、断酒道さんは、病院にも断酒会やAAにもつながらず、YouTubeを通してご自身の断酒生活を語り、フォロアーとつながることで、仲間と断酒を続けるという新たなスタイルで断酒に取り組んでおられます。

 もうお一方、熊本DARC田邊さんは、狭いDARCのお部屋では感染対策を講じることが難しいこともあり、いち早く、スカイプで利用者とつながり支援を続けておられます。

 なお、この関連学会は日本アルコール関連問題学会の他、九州アルコール関連問題学会など広域で組織される学会はありますが、県単独で開催しているのは熊本県だけで、今回が第37回目の開催となります。

 今回はオンラインではなく会場開催であり、一般の方の参加も大歓迎です。

 

 1 日時  令和4年11月19日(土)13時30分~17時00分

 2 場所  熊本県庁地下大会議室(熊本市中央区水前寺6丁目18番1号)

 3 内容  (1)総会

       (2)研究発表

       (3)学会報告

       (4)講演会

         ①「オンライン断酒道~YouTubeから全世界へ断酒革命~」 YouTuber 断酒道 氏

           ※断酒道氏はオンライン講演となります。

         ②「熊本ダルクの現状と12ステップの回復」 NPO法人 熊本ダルク施設長 田邉忠司 氏

 4 参加費  1,000円(学生は無料)

 5 参加申込 Googleフォーム(以下のURL、QRコードよりお申し込み下さい)

        https://forms.gle/fAgg4eGafaZDTuur6  

        

       【令和4年10月28日(金)必着でお申し込みください】

        ※後日、お申込み頂いたアドレスへプログラムや会場案内等の資料をお送りいたします。

 <事務局>明生病院 担当:西里、大谷  TEL096-324-5211 FAX:096-322-6293

 <事務局窓口>熊本県精神保健福祉センター 担当:渡邉、宮本  TEL:096-386-1255 FAX:096-386-1256

 

 

 

「母性健康管理」正しく理解できていますか?

企業人事担当者・産業医・産業保健スタッフ・産婦人科医の皆さまへ

-働きながら、安心して妊娠・出産できる職場づくりのために-

 

 女性労働者が妊娠・出産を迎えても安心して働き続けられるようにするためには、男女雇用機会均等法や労働基準法に基づく母性健康管理や母性保護の適切な実施が重要です。

 この研修会では、女性労働者の妊娠・出産に適切に対応できるよう、妊娠中に起こりやすい症状および母性健康管理の法律、制度について専門家が解説されます。

 企業がとるべき具体的な対応策について、事例を用いてくわしく解説されます。

 

 第1部 「母性健康管理措置に関する最新の動向について」 厚生労働省 雇用環境・均等局 雇用機会均等課

 第2部 「妊娠中・出産後の女性労働者の体調管理の留意点」

 第3部 「安心・安全に働くことができる職場環境づくりと知っておくべき法制度」

 事例検討 「妊娠中の女性労働者への対応」

 

 開催方法 オンライン配信(Zoomによるオンライン配信予定) 各回14:00~16:00

 参加対象 事業主や人事労務担当者、産業医・産業保健スタッフ、産婦人科医の皆さま

 開催日時 第1回 李和4年10月20日(木)、第2回 11月17日(木)、第3回 12月9日(金)

 

 詳細・お申し込みについては以下のチラシをクリックしてください。

 母性健康管理研修会

 

「女性にやさしい職場づくりナビ」 

 

  「令和4年度熊本における労働衛生の現状」を「書式・資料」に掲載しましたので、お知らせいたします。

 

令和3年 統計値のポイント:

定期健康診断の有所見率:

【熊本県内】60.3% 【全国平均】58.7%

 

(参考 令和2年【熊本県内】60.5% 【全国平均】58.5%)

特殊健康診断の新規有所見率:

【熊本県内】有機溶剤 5.0% 鉛 1.9% 特定化学物質等 2.2% 電離放射線 13.1% じん肺 0.59%

【全国平均】有機溶剤 3.6% 鉛 1.4% 特定化学物質等 1.7% 電離放射線 9.3% じん肺 0.77%

職業性疾病発生状況(休業4日以上):

腰痛症 69件 熱中症 13件 化学物質等 0件 病原体疾病 194件 頚肩腕症候群等 0件

じん肺・じん肺合併症 0件 その他 6件

じん肺管理区分決定状況: 管理区分決定件数 12件 (管理1 11件 管理2 1件 管理3 0件 管理4 0件:有所見者 1人)
熱中症による休業4日以上災害発生件数の推移: 発生件数 13件  うち死亡数 0件
脳・心臓疾患(過労死等)事案の労災請求状況 請求件数(熊本県) 9件  認定件数(熊本県) 2件
精神障害等の労災請求状況 請求件数(熊本県) 16件(うち自殺 1件)  認定件数(熊本県) 12件(うち自殺 0件)
熊本県における自殺者数 総自殺者数 286名 (被雇用者 98名 被雇用者の割合 34.3%)

 

  「令和4年度熊本における労働衛生の現状

 

 事業主、企業の人事労務担当者、管理職の方向け

 過重労働解消のためのセミナー―健康に生き生き働ける職場づくりのためにー

 セミナーでは、過重労働防止に関連する基本ルールや裁判例の解説、企業の事例紹介など、「実務的に使える知識やノウハウ」を提供されます。

 

 セミナー内容 各回共通

 ・法令、ガイドライン等のポイント解説

 ・過重労働に関連する裁判例

 ・過重労働解消のための取組みのポイント

 ・過重労働解消に関する企業の取組事例

  これらのほか、受講回ごとに、過重労働解消に関連する重点テーマを設定し、深掘りして詳細に解説されます。

 

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 職場における熱中症による死傷災害の発生状況(速報値)が取りまとめられましたが、7月までの死傷者数(死者・休業4日以上)が、過去5年間で最多となっております。

 

職場における熱中症による死傷災害の発生状況(全国の速報値)

  1月~5月 6月 7月 7月までの累積数
令和4年 18(0) 118(5) 116(8) 252(13)

 

令和3年 9(1) 26(0) 55(2) 90(3)
令和2年 14(1) 57(0) 22(2) 93(3)
令和元年 28(0) 24(0) 20(7) 72(7)
平成30年 17(0) 40(1) 129(7) 186(8)

※都道府県労働局が把握した、休業4日以上の死傷者数(括弧内は死亡者数)

(参考)令和3年の職場における熱中症による死傷災害の発生状況(確定値)については、下記のホームページに掲載。

 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25950.html

 

 例年8月は死傷災害の発生件数が最多となっていることから、対策に万全を期すことが重要です。職場における熱中症予防基本対策要綱の策定について(令和3年4月20日付け基発0420第3号)及びSTOP!熱中症 クールワークキャンペーン(令和4年2月22日付け基安発0222第1号)に基づき、特に、記録的な暑さを踏まえ、WBGT値(暑さ指数)に応じた作業の中断等を徹底することや、異常を認めたときは、躊躇なく救急隊を要請する事など、状況に応じた熱中症予防対応の実施について、一層の取組を進めていただきますようお願いいたします。

 

【参考情報】:

職場における熱中症予防基本対策要綱の策定について(令和3年4月20日付け基発0420第3号)

STOP!熱中症 クールワークキャンペーン

厚生労働省:マスク着用について

環境省:熱中症警戒アラート

 

ホームぺージ及びリーフレット等でご案内しておりました以下の研修会について、延期・中止いたしますのでお知らせいたします。

 

・産業医向け研修「0123 局所排気装置の基礎知識(実習)~安衛法で決められた換気扇の能力とは?~」

  (変更前)令和5年1月23日(月) → (変更後) 中止

 

・オンライン研修「0823 作業環境測定結果を有効に活用するために~作業環境測定の基礎知識から職場環境改善まで~」

  (変更前)令和4年8月23日(火) → (変更後) 中止

 

 

 

  詳細は、以下のアドレスをご覧ください。

  研修 「0823 作業環境測定結果を有効に活用するために~作業環境測定の基礎知識から職場環境改善まで~」

  研修 「0123 局所排気装置の基礎知識(実習)~安衛法で決められた換気扇の能力とは?~」

 

 厚生労働省・こころの耳では、令和4年度「職場のメンタルヘルスシンポジウム~管理監督者をいたわる組織づくり~」を、2022年10月4日(火)にオンラインで開催されます(参加無料)

 

Zoom参加の場合は、9月15日(木)までに こちらから申し込みください(先着450名)

Youtube視聴の場合は、予約は不要です。後日、「こころの耳」のページにてご案内されます。

プログラムは以下のとおりです。

 

挨拶(13:30~13:35)

石川 直子
(厚生労働省 労働基準局安全衛生部 労働衛生課長)

 

 

基調講演(13:35~14:05)

「管理監督者へのメンタルヘルスケア~いたわる組織づくり~」江口 尚 氏
(産業医科大学 産業生態科学研究所 産業精神保健学研究室 教授)

 

 

企業における管理監督者へのケアの取組事例(14:05~15:25)

①サンデン株式会社帆苅 なおみ 氏
(総務本部 グローバル総務セクション 主管 保健師)

 

②株式会社丸井グループ小口 まほこ 氏
(ウェルビーイング推進部 産業医)

 

③株式会社MonotaRO渡邊 栄里奈 氏
(経営管理本部 法務グループ)

 

 

講演者、事例発表者によるパネルディスカッション (15:35~16:30)

コーディネーター:江口 尚 氏
パネリスト:取組事例発表企業(3社)

※Zoom参加者から、チャットによる質問も当日受け付けられます。

 

令和4年度 職場のメンタルヘルスシンポジウム

 

 

 呼吸器系の疾患を取り扱う医師等を対象に、石綿関連疾患に関する胸部画像についての読影診断技術の向上を図るため、当該疾患の基礎的及び専門的な研修を開催します。

 

 1 開催日時

令和4年8月27日(土) 10時00分から15時00分まで

 2 開催場所

熊本労災病院 会議室 (熊本県八代市竹原町1670)

 3 参加対象者

医師、産業医、放射線技師等の医療関係者

 4 研修内容

・基礎講義:石綿関連疾患の診断と臨床について他  (10:00~)

・読影実習:石綿関連疾患における胸部画像の読影実習(13:00~)

 5 講師

由佐 俊和(千葉労災病院 健診部)

芦澤 和人(長崎大学大学院 医歯薬総合研究科臨床腫瘍学分野 教授)

 6 申込開始日

   令和4年7月27日(水) 13時00分から

 7 定員

30 名

 8 参加料

無 料

お申し込みは下のリンクから

石綿関連疾患診断技術研修会https://kumamotos.johas.go.jp/seminar/detail.php?id=192

 

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R4年度石綿関連疾患診断技術研修会 案内

 

 

 

 

 

さまざまな問題やトラブルでお悩みの際は、「熊本県弁護士会へ

 労働者のための労働問題や交通事故、借金、刑事事件他あらゆる法律問題の相談を熊本県弁護士会で受けられます。

高齢者・障がい者に金記する問題については無料電話法律相談制度、出張法律相談制度があります。

交通事故相談については、熊本と八代相談センター内で(公財)日弁連交通事故相談センターの無料法律相談も実施されてます。

 

困ったら、熊本県弁護士会へ 無料相談実施中【熊本県弁護士会】

熊本県弁護士会ホームページ

交通事故解決のお手伝い【公益社団法人日弁連交通事故相談センター】

 

 公益社団法人 全国労働衛生団体連合会では毎年9月に厚生労働省、中央労働災害防止協会の後援を得て「心とからだの健康推進運動」を実施されています。

 

 今年度においても令和4年度「心とからだの健康推進運動」実施要綱に基づき、「健診で 心もからだも早めにメンテ 持続可能ないきいきライフ」を運動標語にして、9月1日から9月30日までの1カ月間、全国一斉に健康診断ならびにメンタルヘルス対策の重要性についての普及啓発運動を実施されます。

 

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 自殺対策基本法では、毎年9月10日から16日までを「自殺予防週間」と定めています。

 厚生労働省においては、相談窓口、ゲートキーパー、自殺対策の取り組みなどの情報をわかりやすくまとめたサイト「まもろうよ こころ」を公開されています。

【厚生労働省ホームページ】

自殺対策

自殺対策の広報の取り組みについて

「まもろうよ こころ」

相談先一覧

 

 お役立ち情報ー特殊健康診断実施機関一覧を更新いたしました。

 

 最新版は令和4年8月10日付です。

 変わらない場合は、キーボードの「F5」を押すか、ブラウザで右クリックして「最新の情報に更新」をクリックしてください。

 

産業医名簿(熊本市医師会【中央区】)の情報を更新しました。  

 

産業医名簿

熊本市医師会

 

産業医名簿(阿蘇郡市医師会)の情報を更新しました。  

 

産業医名簿

阿蘇郡市医師会

 

 

 熊本県医師会で、日本医師会認定産業医基礎(前期)研修会を開催いたします。

 ※この研修は、単位更新の生涯研修ではありませんので、ご注意ください。

 

1 日時:1日目 令和4年9月11日(日)9:00~17:15(7単位)

     2日目 令和4年9月25日(日)9:00~17:15(7単位)

2 場所:熊本県医師会館(2階大ホール)

3 定員:各回100名

4 受講料:1日5,000円(医師会員外:1日10,000円) ※当日、受付にてお支払い下さい。

5 申込方法:別添申込用紙により熊本県医師会業務二課までFAX(096-355-6507)にてお申し込み下さい。

6 締切:令和4年8月26日(金) (9月上旬に受講票(ハガキ)が送付されます)

7 両日受講されますと基礎研修(前期14単位)が取得できます。

  また、両日とも部分的な受講は認められません。

8 熊本県医師会館の駐車場等のご利用については、ホームページ(熊本県医師会館のご案内)をご覧ください。

9 昼食は準備しておりませんので各自でおとり下さい。

10 プログラム

9月11日(日):7単位

 9:00~10:00 総論1(cc11 予防と保健)

 10:00~11:00 総論2(cc11 予防と保健)

 11:00~12:00 メンタルヘルス大差k(cc69 不安)

 12:00~13:00 昼休み

 13:00~14:00 作業管理1(cc11 予防と保健)

 14:00~15:00 作業管理2(cc11 予防と保健)

 15:00~15:15 休憩

 15:15~16:15 有害業務管理1(cc11 予防と保健)

 16:15~17:15 有害業務管理2(cc17 急性中毒)

9月25日(日):7単位

 9:00~10:00 健康管理1(cc11 予防と健康)

 10:00~11:00 健康管理2(cc11 予防と健康)

 11:00~12:00 健康保持増進(cc11 予防と保健)

 12:00~13:00 昼休み

 13:00~14:00 作業環境管理1(cc11 予防と保健)

 14:00~51:00 作業環境管理2(cc11 予防と保健)

 15:00~15:15 休憩

 15:15~16:15 産業医活動の実際1(cc11 予防と保健)

 16:15~17:15 産業医活動の実際2(cc11 地域医療)

 

前期研修会 ご案内チラシ・申込書

 

 

  生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙など個人の生活習慣の改善の重要性についての国民一人ひとりの理解を深め、さらにその健康づくりの実践を促進するため、本年も令和4年9月1日から30日までの1か月間を『健康増進普及月間』と定め、実施要綱により啓発普及活動が全国的に展開されます。

 

 実施期間 令和4年9月1日~9月30日

 

 統一標語 1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ

      ~健康寿命の延伸~

 

 令和4年度健康増進普及月間について【厚生労働省】

  

 

 金属アーク溶接等の作業で発生する溶接ヒュームは、国際がん研究機関(IARC)により発がん性が指摘されるとともに、神経機能障害が多数報告されていることから、令和2年4月の特定化学物質障害予防規則(昭和47年労働省令第39号。以下「特化則」といいます。)等の改正により、特定化学物質として規制されるとともに、屋内で継続的に行われる金属アーク溶接作業については、溶接ヒュームのばく露測定、測定結果に応じた呼吸用保護具の使用等が順次義務付けられており、令和5年4月1日から呼吸用保護具の装着の定期的な確認(以下「フィットテスト」といいます。)の実施が義務付けられます。

 また、本年公布された労働安全衛生規則等の一部を改正する省令(令和4年厚生労働省令第91号)において、作業環境測定結果が第三管理区分の事業場に対する措置としてフィットテストの実施が令和6年4月1日から義務付けられることとなりました。

 今般、これらの改正省令の経過措置期間中において、中小企業からフィットテストの委託を受けることが見込まれる作業環境測定機関及び特殊健康診断実施機関に対して、フィットテスト測定機器の購入を支援し、中小企業におけるフィットテスト実施体制を整備することを目的として、フィットテスト測定機器購入に要する費用の一部を補助する「フィットテスト測定機器購入補助金」(補助事業者:公益社団法人全国労働衛生団体連合会)を実施されます。

 

フィットテスト測定機器購入のご案内

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