「墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドライン」を公表

行政の動向
2018-06-26

 

 ~高所からの墜落が原因の労働災害防止を推進~

 

 厚生労働省は、労働者の墜落を制止する器具である安全帯(以下「墜落制止用器具」という。)の安全性の向上と適切な使用等を図るため、関係政省令の一部改正を行い、先般、公布等したところですが、こうした政令、省令及び告示にそれぞれ規定されている、墜落制止用器具について事業者が実施すべき一連の事項(当該一部改正事項含む)を一体的にお示しし、墜落及び転落による労働災害防止をより一層推進するため、今般、「墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドライン」を公表しました。

  

 【ガイドラインの主な内容】

 1 ガイドライン策定の趣旨や適用範囲、用語の説明

 2 墜落制止用器具(フルハーネス型、同ベルト型)の選定

 3 墜落制止用器具を安全・適切に使用するための方法

 4 墜落制止用器具の点検・保守・保管方法(点検結果などの記録)

 5 廃棄基準:衝撃がかかった器具、点検時に異常があったものなどの不使用

 6 特別教育:安全に作業を行うための学科科目や実技科目の受講

 

 「墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドライン」の公表【厚生労働省】 

  

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