「令和元年版自殺対策白書」を発表されました【厚生労働省】

行政の動向
2019-07-22

 厚生労働省より、「令和元年版自殺対策白書」を発表されました。

 警察庁の自殺統計原票を集計した結果(以下「自殺統計」という。)によれば平成30年は2万840人で前年に比べ481人(2.3%)減少し、昭和56年以来37年ぶりに2万1,000人を下回っております。
 また、熊本県内においての平成30年中の自殺者数は、258名と平成29年の287名に比べ9名の減少となっております。
 
 
 第1章 自殺の現状
  1.自殺者数の推移
  2.自殺死亡率の推移
  3.年齢階級別の自殺者数の推移
  4.職業別の自殺者数の推移
  5.原因・動機別の自殺者数の推移
  6.平成30年の自殺の状況
  7.同居人・配偶関係別の自殺の状況
  8.自殺未遂の状況
  9.東日本大震災に関連する自殺の状況
  10.国際的に見た自殺の状況と外国人の自殺の状況
 
 第2章 自殺対策の基本的な枠組みと若者の自殺対策の取組
  第1節 自殺対策の基本的な枠組み
  第2節 若年者に対する自殺対策の状況~SNSによる相談の取組状況
  第3節 若年労働者の自殺をめぐる状況
 
 第3章 平成30年度の自殺対策の実施状況
 
 資料編
  資料1 自殺対策基本法(平成18年法律第85号)
  資料2 自殺総合対策大綱(平成29年7月25日閣議決定)
  資料3 座間市における事件の再発防止策について(平成29年12月19日)
  資料4-1 自殺総合対策大綱における施策の実施状況
  資料4-2 座間市における事件の再発防止策の実施状況
  資料5 自殺対策に関する参考統計資料
 
 
 
 
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