「石綿関連疾患診断技術研修(基礎・読影研修)」(オンデマンド形式)開催のご案内
セミナーのご案内
2021-01-05
石綿関連疾患(中皮腫・肺がん・石綿肺・びまん性胸膜肥厚及び良性石綿胸水の5疾患)に係る労災申請件数は、平成17年度以降、年間1,000件を越えていますが、5つの石綿関連疾患の診断及び石綿ばく露所見(胸膜プラーク、石綿小体等)の判定については、エックス線写真の読影等が必要であり、その判断が困難な事案も多くあります。これらの診断等には、医学的な知識・経験に加え、石綿ばく露等についての知識も必要です。
当機構(独立行政法人 労働者健康安全機構)では、厚生労働省からの委託を受け、呼吸器疾患を取り扱う医師や産業医等の多くの医療関係者を対象に、最新の医学的知見や診断技術を踏まえた石綿関連疾患に関する診断方法、石綿ばく露所見に関する読影や検査方法、労災補償制度等について研修を行っています。
今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、オンデマンド形式で開催することとなりました。
基礎研修 |
《石綿関連疾患に関する診断・治療について未経験の医療関係者向け》 |
読影研修 |
《石綿関連疾患に関する診断・治療について経験を有し、より専門的な技術等の習得を必要とする医療関係者向け》 石綿関連疾患の画像の読影実習 1.胸膜プラーク症例 2.石綿肺症例 3.石綿肺がん症例 4.中皮腫症例 5.良性石綿胸水症例 6.良性石綿胸水・びまん性胸膜肥厚症例 |
配信期間 | 令和3年2月28日(日)まで |