職場における熱中症予防対策の徹底について
行政の動向
2022-08-24
職場における熱中症による死傷災害の発生状況(速報値)が取りまとめられましたが、7月までの死傷者数(死者・休業4日以上)が、過去5年間で最多となっております。
職場における熱中症による死傷災害の発生状況(全国の速報値)
1月~5月 | 6月 | 7月 | 7月までの累積数 | |
令和4年 | 18(0) | 118(5) | 116(8) | 252(13) |
令和3年 | 9(1) | 26(0) | 55(2) | 90(3) |
令和2年 | 14(1) | 57(0) | 22(2) | 93(3) |
令和元年 | 28(0) | 24(0) | 20(7) | 72(7) |
平成30年 | 17(0) | 40(1) | 129(7) | 186(8) |
※都道府県労働局が把握した、休業4日以上の死傷者数(括弧内は死亡者数)
(参考)令和3年の職場における熱中症による死傷災害の発生状況(確定値)については、下記のホームページに掲載。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25950.html
例年8月は死傷災害の発生件数が最多となっていることから、対策に万全を期すことが重要です。職場における熱中症予防基本対策要綱の策定について(令和3年4月20日付け基発0420第3号)及びSTOP!熱中症 クールワークキャンペーン(令和4年2月22日付け基安発0222第1号)に基づき、特に、記録的な暑さを踏まえ、WBGT値(暑さ指数)に応じた作業の中断等を徹底することや、異常を認めたときは、躊躇なく救急隊を要請する事など、状況に応じた熱中症予防対応の実施について、一層の取組を進めていただきますようお願いいたします。
【参考情報】:
職場における熱中症予防基本対策要綱の策定について(令和3年4月20日付け基発0420第3号)