「化学物質管理に係る専門家検討会」の中間取りまとめを公表
行政の動向
2022-11-25
厚生労働省では、このたび、「化学物質管理に係る専門家検討会」(座長:城内博 独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所化学物質情報管理研究センター長)の、検討の中間的な取りまとめが行われました。
この中間取りまとめは、今年5月に公布された、労働安全衛生法による新たな化学物質規制を円滑に施行するため、労働者のばく露が、大臣の定める基準(濃度基準値)以下であることを確認する測定等についてとりまとめられており、基本的な考え方や、詳細事項等を整理するとともに、個人サンプリング法※による作業環境測定の適用拡大等の方針を示されています。
※労働者の身体に試料採取機器を装着して測定を行う方法
厚生労働省は、この中間取りまとめで示された内容について、法令や指針に反映して周知を図り、化学物質による健康障害防止対策をより一層充実していきます。
■中間取りまとめのポイント
1 労働者のばく露が大臣の定める基準(濃度基準値)以下であることを確認する測定(確認測定)等について (1) 基本的な考え方 (2) 短時間濃度基準値の運用 (3) 確認測定における試料採取時間等 (4) リスクアセスメントにおける測定の試料採取場所及び評価 (5) 今後のスケジュール等 2 個人サンプリング法による作業環境測定の今後の在り方について (1) 個人サンプリング法による作業環境測定の今後の在り方について (2) 個人サンプリング法における測定手法の検討について (3) その他検討が必要な事項 (4) 今後のスケジュール等 |
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