騒音障害防止のためのガイドラインの改訂について
行政の動向
2023-04-26
これまでの技術の発展や知見の蓄積を踏まえ、今般、「騒音障害防止のためのガイドライン」が改訂されました。
ガイドライン改訂の主なポイント
・騒音障害防止対策の管理者の選任を追加
管理者を選任して、組織的にガイドラインに基づく対策を実施しましょう。
・騒音レベルの新しい測定方法(個人ばく露測定と推計)の追加
・聴覚保護具の選定基準の明示
JIS T8161-1に基づき測定された遮音値を目安とし、必要かつ十分な遮音値のものを測定するよう追加しました。
・騒音健康診断の検査項目の見直し
定期健康診断(騒音)における4,000ヘルツの聴力検査の音圧を、40dBから25dBおよび30dBに変更しました。
雇入れ時または配置替え時や、定期健康診断(騒音)の二次検査での聴力検査に、6,000ヘルツの検査を追加しました。