化学物質管理強調月間を創設

行政の動向
2024-05-01

 

 ~厚生労働省と環境省が連携し事業場の化学物質管理の取り組みを促進~

 職場において製造または取り扱われる化学物質は、数万程度存在すると言われています。そのうち、人間や環境に対する危険性・有害性を有する化学物質は約3,200程度あることがわかっています。厚生労働省では、化学物質による労働災害を防止するため、労働安全衛生法に基づく新たな化学物質規制を導入し、本年4月から施行しています。また、環境省では、国際的な潮流も踏まえつつ、持続可能な社会の実現に向け、事業者による化学物質の自主的管理の改善を促進すること等により、環境の保全上の支障の未然防止を図っているところです。

 この度、新たな化学物質管理にかかる国際的な動きや化学物質規制が幅広い産業に適用されることを契機とし、厚生労働省及び中央労働災害防止協会が主唱し、環境省の協力のもと、広く一般に職場における危険・有害な化学物質管理の重要性に関する意識の高揚を図るとともに、化学物質管理活動の定着を図るため、化学物質管理強調月間を創設します。本月間は令和7年2月を第1回とし、毎年2月に、別紙のとおり実施いたします。

 

別紙 化学物質管理強調月間の創設について[362KB]

 

化学物質管理強調月間を創設します ~厚生労働省と環境省が連携し事業場の化学物質管理の取り組みを促進~【厚生労働省HP】

ページ上部へ